【11月28日マッチデープログラム】UNITED TIMES2021 vol.14
鹿児島ユナイテッドFCマッチデープログラム「UNITED TIMES」。
今回は2021明治安田生命J3リーグ第29節 鹿児島ユナイテッドFC vs AC長野パルセイロのマッチデープログラムです。
日程表・順位表・テキスト速報
前回までのあらすじ
11月14日はホームでFC今治と対戦。
勝つしかない一戦だったが、開始1分で強烈なロングシュートが決まって今治に先制を許す。
鹿児島はトップ下の三宅海斗や中原秀人を中心にボールを動かしながら今治ゴールへ迫るが、ゴールは奪えない。
逆に後半開始直後の46分、ミドルシュートを決められる。
さらに50分にも速攻からゴールを奪われ、0-3で敗戦。
そしてJ2昇格の可能性が絶たれた。
気持ちを立て直して迎えた翌週20日は藤枝MYFCとのアウェイ戦を迎える。
序盤から果敢に攻める鹿児島は米澤令衣のミドルシュート、そして中原のミドルシュートがバーやポストを叩き、山本駿亮のヘディングはGKが防ぐが、惜しい場面を作る。
藤枝にもシュートの場面を作られるが、5ヶ月ぶりに出場したGK白坂楓馬が落ち着いたセーブでゴールを許さない。
徐々に鹿児島の時間帯になってきた55分、初スタメンの中村健人が戻したボールを中原が右サイドへ展開し、フォゲッチが入れたクロスボールに、そのままゴール前まで走り込んでいた中村が左足で蹴り込んでのJ初ゴールで先制する。
鹿児島は最後まで集中を保ち、1-0で勝利した。
今週はホーム最終戦でAC長野パルセイロと対戦する。
いつもいっしょに戦ってくれたサポーターのために、鹿児島は最後まで走り、戦い、勝利を目指す。
監督・選手インタビュー
上野展裕監督(11月23日の共同記者会見より)
AC長野パルセイロ戦ですが、必ず勝ちきりたいと思います。
前回のホームゲームでは、ふがいない試合をしていまいました。
前節アウェイで勝つことができましたので、これを長野戦につなげていきたいと思います。
皆さんと戦いきって、ホーム最終戦を勝ちきって、次の富山戦につなげていきたいです。
試合の流れをつかむために必要なこと
入りがすべてだと思います。
今治戦でも立ち上がり失点しましたし、後半もそうです。
立ち上がり、全集中を行って、入りをしっかりしていけばいい流れに持っていけると思っています。
シュートの意識について
就任したはじめの方からですけど、ゴールへ向かうことを向かうこと、前へ行くこと、シュートを打つことは大切にしています。
ゴールへ向かう、シュートを打つことをやりきりたいです。
AC長野パルセイロの印象
長野さんは力のあるチームですし、能力の優れた選手も多いです。
順位が自分たちより下だからと侮ることなどしません。
しっかり自分たちの準備をして試合に臨みたいです。
3人目4人目の選手が飛び出してきますので、自分たちでしっかり相手をつかみきりたいです。
酒本憲幸選手(11月23日の共同記者会見より)
週末の長野戦ですが、昇格がなくなったなかで全然消化試合とは思っていませんし、最後はやっぱり3連勝して終わるということが、これからの鹿児島ユナイテッドFCにとって大事なことだと思います。
今年ホームで全然勝てていない中で、観に来てくれた人たちに勝利を届けるのはプロでやっている以上、絶対しないといけないことです。
そこに向けて準備をしていきたいです。
久しぶりに出場した藤枝戦を振り返って
久しぶりといっても何も変わらずです。
1-0で勝っている状態で、足がつった選手がいたり、相手は身長の高い選手でパワープレーをしてきたりというところで、この点数で試合を終わらせる役割で入りました。
しっかり試合をそのままの点差で終わらせられたので、勝てたことが良かったことです。
気持ちとしては特に変化はなく、しっかりこのまま勝ちに終わらせることだけ考えていました。
約2カ月外から見ていて感じていたこと
上手くいってないところと、上手くいっているところが、試合ではあることですが、良くないところが多く出ているなとは感じました。
そこは勝っても負けても、伝えていました。
「もっとこうしたほうが」「あそこはああしたほうがいい」とかは試合が出ていようが出ていまいが伝えていたので、そこを1人1人が修正していってという感じです。
上手くいっている時といっていない時の違い
意思統一ができていないと感じていました。
ボールのつなぎ方や運び方だったりで、ちぐはぐさがありました。
やっぱり大きく蹴ってもいいと思いますし、つないでいってもいいと思います。
そこで「蹴れよ」「つなげよ」の選手同士の意思がひとつになっていなかったのではないかなというところがひとつあります。
チームの雰囲気に感じること
やっぱり昇格がなくなった今治戦から藤枝の試合まで当たり前のことですが、よくみんな、しっかり気持ちの部分でも立て直して、ファイトできました。
雰囲気はいいと思っていますし、でも、もっともっと良くなると思います。
このメンバーでやるのもあと少しなので、そういったところも含めてもっともっと盛り上がっていければと思っています。
プレーは終盤なのでコンディションがどうこう、技術どうこうより、チームとしてどういう方向性で戦うか、戦えるかではないかと考えています。
AC長野パルセイロの印象
しっかりハードワークしているチームだと思うので、こちらもしっかりハードワークして戦わないと向こうのペースになります。
どことやってもそうですが、まずは相手よりも走る、球際を強く行く、そういうことをして、後は早い時間での失点については、もう一度チームで意識を上げて取り組む必要があります。
AC長野パルセイロ戦に向けての意気込み
最終戦とかセレモニーとかは、試合が終わってからのことなので、あくまでも長野戦に絶対に勝たなければならないということを考えたいです。
そのために自分ができることがあるのであれば何でもやります。
チームとしては次の試合に勝てるためにやるだけなので、勝てるためにメンバーを選んでいると思います。
そういった中で自分が出ようが出まいが、試合に勝てるようにやるだけなので、そこは監督やコーチングスタッフに任せて、しっかりグラウンドでやることをしっかりやることだと思います。
練習からしっかりとパフォーマンスを出して、最終戦だからとかセレモニーとかじゃなくて、実力で出場を勝ち取って、チームの勝ちに貢献できるという状態で、長野戦を迎えたいです。
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