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2026.05.07 お知らせ

2026年第1回定例会見発言録

2026年第1回定例会見
日時:2026年4月30日(木)15時〜
場所:鹿児島ユナイテッドFC事務所
登壇:鹿児島ユナイテッドFC クラブ代表 徳重剛

代表取締役の変更について

徳重: まずは先般リリースさせていただきました、代表取締役の変更の件、交代の件につきまして、先に申し上げます。
株式会社鹿児島プロスポーツプロジェクト、弊社ですが、4月24日の株主総会、そしてその後の取締役会で代表取締役の交代ということを決議いたしましたので、ご報告いたします。
先般のリリース通りでございます。
弊社の代表取締役を務めておりました湯脇健一郎より、4月3日の取締役会において代表取締役辞任の申し出があり、これに伴いまして、後任として徳重剛が改めて代表取締役に就任することとなりました。
なお、湯脇健一郎は引き続き取締役としてクラブに残り、これまでの経験を活かして尽力するということとなっております。
弊社といたしましても、運営体制をより一層強化し、クラブの持続可能な成長になるよう、さらなる発展を目指す所存です。どうぞよろしくお願いいたします。
これに関して、私の方からもコメントとして出させていただきます。

まずは、この度、再び代表取締役として務める機会を頂戴することになりました。
1年前、私の至らぬ点で皆様にはご心配、ご迷惑をおかけしたことについて、改めてお詫び申し上げます。
今後は、より強固なガバナンス体制を構築する、それを最優先として、法令遵守はもちろんのこと、社会からしっかり信頼されるような体制というものを作っていきたいと思っておりますので、皆様のまた新たなご指導、ご支援をいただければと思っております。
これまで以上にファン・サポーターの皆さまやステークホルダーの皆さまとも、こういったコミュニケーションの機会をもっと密にすることで、より透明性のあるクラブ作りを目指していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

代表取締役を1年前に辞任しまして、私としてもまたこの復帰という形で就任するのが本当によいのかどうかということは、非常に悩みました。
1年前のことから、その後もさまざまなご意見、ご批判もいただきました。
どれも貴重なご意見でしたし、私もこのクラブ運営ということについて考えることが多かったですが、やはり多くの方から「もっと頑張れ」、「このクラブをもっと大きくしてくれ」というような期待の声も多かったというのも、実際にございました。
非常に悩んだというところになりました。
ただ、Jリーグとしてはシーズン移行を今行い、2026/27シーズン、そこからまた新たなスタジアムの整備、そういったこともあります。
そして今Jリーグの中でも、いわゆるオーナー企業等のスポンサーが大きくつくことによって強化を図るというようなことも主流になってきていたり、また世界情勢、本当に大変なことが世界中で起きています。
少なからずスポンサー企業の皆様の経営であったり、ファン・サポーターの皆様の生活も非常に苦しくなっている中、このプロスポーツが鹿児島という地方で発展していくためには、もっと私自身も先頭に立って頑張らなければならないという覚悟を持ちましたので、お受けする形となりましたので、改めてご報告申し上げます。

第12期定時株主総会について

今回、弊社が1月決算ですので、このタイミングが定時株主総会ということでございます。
今回第12期、クラブとしては第12期ですので、まず事業報告および計算書類の承認の件ということを決議し、第2号議案で取締役5名の選任の件を承認いたしました。
また3番の定款変更、事業年度の変更の件も承認されました。

まず第2号議案、取締役5名選任の件についてご説明いたします。
今回、取締役4名が任期満了のタイミングでしたので、新たに5名の取締役を選任するという決議をいたしました。
選任された取締役は記載の5名でございます。これまで4名だったところに、新たに1名が加わりまして、5名の体制になります。
ここで株主総会で取締役5名が選任された後、代表取締役の決議をする取締役会を開催したという流れでございます。

まずはここについてのご質問等を先にお受けいたします。


※記者からのご質問は要約しております
記者:
湯脇代表取締役の辞任と取締役就任について。辞任の理由は力不足ということなのか、徳重さんに任せたいという意図のどちらなのか。

徳重: 本人の発言としては、2026/27シーズンに向けてクラブを発展させるために、今、代表取締役を交代した方がよいのではないかという形で、辞任の申し出があったということです。
徳重さんに任せたいという発言はありました。
ただ、力不足かどうかということは私の方では分かりません。
ただ、これまでも取締役会等々を定期で開催しておりましたが、取締役として、ご本人もそうですし、私も普段から一緒に力を合わせてやってきたというところではございます。
ただ、ご本人の推薦の話と取締役会における決議の話はまた別の話になります。

記者: 代表取締役を離れてからの1年に感じていたこと

徳重: 自分が代表であるかないかはあまり関係がなかったです。
やはり昨年は本当に昇格がかかったシーズンでしたし、プレーオフまでいきました。
結果的には悔しい、昇格できなかったということがございました。
ただ、J3に降格したにもかかわらず、J2時代の平均観客数を上回る観客数を記録したり、非常に鹿児島のサッカーの熱といいますか、バレーボールやバスケの方々も盛り上がっていますが、プロスポーツの発展というものは非常に感じる1年でした。
そういったことをもっと大きく発展させていかなければならないという想いは感じておりました。

記者: 最終的に代表取締役復帰を決断した理由

徳重: 冒頭のご挨拶でも申し上げましたが、やはり今Jリーグは大きく変革しております。
2026/27シーズン、また新たなシーズンを迎えますが、ここからまたスポーツ、そしてサッカーが鹿児島で盛り上がっていくためには、まだまだこのクラブが発展しなければならないと思っております。
それをやはり先頭で引っ張っていかなければならない。
そういう強い覚悟がありましたので、お受けする形になりました。

記者:書類送検から約1年での代表復帰について

徳重: 1年という期間について私が判断できることではございませんので、何とも言いようがありませんが、この私を代表に復帰させる判断をした株主や取締役のその判断が正しかったと思ってもらえるように、これからの頑張りで、そう思ってもらえるようにしていかなければならないという強い想いがあります。
またファン・サポーターの皆さま、そしてそれ以外の県民市民の方々も世の中にはいらっしゃいます。
そういった方々にもしっかり信頼してもらえるような努力を続けていかなければならないと思っております。

記者: 改めて今後、目指す運営とは

徳重: やはりこのプロクラブ、Jリーグのクラブというのは社会的に注目もありますし、責任も重い仕事、存在だと改めて感じております。
そういったことに応えられるクラブ、体制を作っていかなければならないと考えております。

記者: 信頼回復に向けての具体的な策について

徳重: まず信頼回復は代表になってから取り組むものではないと思っております。
事案が発生した後からも、ガバナンスの体制、そして組織をしっかり作るところは、すでに取り組んできているところです。
それは手続きの話であったり、外部の専門家を入れたり、また改めて今回取締役を4名から5名にする、そして外部の企業から入っていただくことで、ガバナンスの体制は進んでいくだろうと思っております。
また、これから取り組んでいくこととしては、AIであったり、DXの推進によって、人の手を介在させないということが、いわゆる不正や誤謬、そういうことが起きないことにもつながりますので、そういったことも積極的に取り組んでいきたいと思っております。

記者: 再就任への賛否両論について

徳重: 株主総会で反対の声というのは特に何かあったわけではありません。
ただ、反対される方ももちろんいらっしゃいました。
ただ、それは議決権といいますか、定足数がありますので、そういったもので可決されたという状況でございます。
全体の85%の賛成をいただいております。

記者: 取締役が5名になるなど体制が変わる中で徳重代表でなければならない理由

徳重: 申し訳ありませんが、私の方では少々お答えしにくい質問かと存じます。
ただ、株主総会の中などで、やはり徳重さんに任せたいという声があったということです。
手続き論の話になりますが、総会ですから、議案を用意して皆さんに判断を仰ぐということでございます。
その議案を作成する際に、もちろん大株主であったり、メインスポンサーであったり、そういったところのご意見というのは確認しております。
その中で、この5名が取締役として適任ではないかという判断であったということしか申し上げられないというところでございます。
取締役の中から代表取締役を選任するということになりますので、議案として承認するかどうかという判断をするということです。

記者: 1年1カ月というタイミングでの再就任について自身が感じること

徳重: その期間が1年がよいのか、3カ月がよいのか、2年、3年がよいのかということは、正直私も分かりませんし、私の立場から申し上げることができる内容ではないと思っております。
ただどうしても取締役という立場ですから、手続き上、任期というものがありまして、任期満了、そして選任というタイミングがあります。
そのタイミングが今回だったというところは、ひとつの要素としてはあると思っております。取締役の任期は2年ですので、2年ごとに改選という形です。
今回改選期でしたために、4名が一旦全て任期を終え、また取締役を選任するという手続きの中で、候補者になったというところです。
また、取締役の株主のご意見があれば、株主総会を開催して解任という手続きもできますので、株主の皆様の判断というところもこれまでもあったということはご理解いただければと思います。

記者: 主にネット上での「説明責任が果たされていない」という声について

徳重: 批判がある、それはもう重々承知しておりますし、当然のことだろうと思います。
説明責任と申しましても、昨年の4月28日に不起訴になりまして、その後の会見もいたしました。
そこでご説明はいたしましたし、それ以上に特にこの件で事案が進んでいるということもございませんので、特にこれ以上説明をすることができないのが現状です。
説明すべきことがあれば、当然それは説明を果たしていくのは当然かと思います。
こういった会見という形がよいかどうかは分かりませんが、皆様とこういったコミュニケーションをもっとしていきたいと思っております。
それが説明責任を果たすということにつながるのであれば、よいのかと思いますし、また何か必要であれば積極的にやっていきたいと思います。


事業年度変更について

徳重: 続きまして、事業年度変更についてご説明させていただきます。
こちらの件に関しましても、Jリーグのシーズン移行がありますので、(弊社の事業年度を7月1日~6月30日に変更する議案について)正確に申し上げますと、今後6月30日まで、という形で変更するものです。
今期だけは2月1日から6月30日までの5カ月となります。

公式戦の結果について

徳重: 現在、明治安田J2・J3百年構想リーグを開催しております。こちらはJリーグのシーズン移行に伴いまして、これから8月開幕・翌年5月閉幕というシーズンに変えていく際に、調整をするためのリーグとして、この期間、百年構想リーグというものを戦っております。
昨日の鳥栖とのホームゲームまで含めまして13試合行いました。9勝4敗ということで、勝点25、2位につけております。(4/30現在)
続きまして今シーズンの観客数についてです。
現在ホームゲームでは7試合行っておりますが、入場者数としては43,086人、平均としては6,155人でございます。
昨年の平均入場者数は6,851人ですので、700人ほど平均としては減っている状況ですが、第1節の宮崎戦は鹿児島でも珍しい大雪の中で開催し、第3節の2月22日は、天候は曇り時々晴れとなっていますが大雨と落雷でキックオフ時間が延長されたりと、なかなか天候に恵まれないこともありました。
そのような中、昨日は8,364人、8,000人を超える方々にご来場いただくような試合となっております。

第12期事業報告及び決算書類について

徳重: 第1号議案、第12期事業報告および計算書類の件です。
こちらにつきましては、2ページ下の方から記載しております通り、第12期のところをご覧いただければと思います。
当事業年度として、売上高は11億900万円、営業利益はプラス500万円、経常利益がプラス200万円、そして特別損失を100万円計上し、当期純利益・最終損益はマイナス100万円という形となっております。
総資産は10億3,400万円、純資産は1億9,000万円となっております。

昨年はJ2からJ3に降格した1年でした。
スポンサー数の減少はあったものの、平均入場者数やファンクラブの人数というのは増加しました。
しかしながら、ファンクラブやグッズの単価というのは低下したということであります。
また7月にアカデミーやスクール事業を担っていた一般社団法人鹿児島プロスポーツプロジェクト、関連会社でしたが、事業の譲り受けをしまして、弊社(株式会社鹿児島プロスポーツプロジェクト)の方でアカデミーやスクール事業も行うこととなり、これに関連する収入や費用も今期から計上するようになっております。
J3に降格して売上高の減少はあったものの、前年に引き続き11億を超えることとなっております。

今期は特別損失に100万円計上しておりますが、こちらは2ページの一番下に注記3として書いておりますが、7月に発生したアカデミーのバス事故による損失を特別損失に計上しております。

収入の内訳について第12期ですが、広告料収入・スポンサー収入は5億2,300万、入場料収入が1億5,000万、Jリーグの配分金が3,200万、物販収入は1億6,600万、ファンクラブ収入は7,200万、移籍金の収入は2,800万、アカデミー関連収入というのが新たに発生しておりますて3,200万、その他収入1億600万を合わせまして11億900万円の収入でございました。

特記すべきところは入場料収入です。
やはりJ2からJ3に降格したにもかかわらず、平均入場者数が増えた。
これはプロスポーツの経営上、本当に重要なことです。
J2からJ3に降格したことで、アウェイの来場者数が1シーズンで2,631人、前のシーズンが10,545人でした。
J2の時はアウェイで応援する方々、昨日も鳥栖のサポーターが1,000人以上いらしていましたが、ああいった方々がJ2では年間を通して合計10,545人。
それが2,631人まで減った中でも、平均入場者数が増えたということは、鹿児島の地元のファン・サポーターが本当に多くなってきましたし、定着してきた証拠ではないかと思っております。
またJリーグの配分金はJ2とJ3で8,000万ほど違ったりということも影響はあります。

続きまして支出ですが、第12期の2026年1月期になります。
チーム人件費3億2,300万、試合関連経費1億1,600万、チーム運営費1億7,200万、グッズ原価1億1,400万、事務局人件費1億3,400万、アカデミー関連費2,800万、販管費2億500万、減価償却費1,000万を合わせまして11億300万円の費用となっております。

チーム人件費は前年に比べて3,500万のマイナスでしたが、やはりJ2からJ3に降格したというところが大きく、単価が下がったり、人数が5名ほど減少したということで、人件費の減少がございます。
また試合関連経費やチーム運営費も、試合数の減少であったり、選手人数の減少であったり、そういった影響もあって減少しております。
アカデミー関連費は7月から一般社団法人の方を事業譲り受けしましたので、そちらの経費も計上しております。

続きまして、定款変更、事業年度の変更の件も株主総会で決議しております。
Jリーグがシーズン移行をしまして8月開幕の5月閉幕というシーズンに今後なっていきます。
これに伴いまして、Jリーグ全体、そして各クラブのほとんどが7月1日から翌年6月30日までの決算・事業年度という形に変更しております。
弊社といたしましても、これに合わせてシーズン移行することで、定款を変更し、毎年7月1日から6月30日までの1年間を決算とするということでございます。

これまでは1月31日が決算日ということで、今回、株主総会を定時で行っておりました。
これからは6月30日が決算日になりますので、9月末ごろに株主総会を開催して、決算の報告というのは9月末か10月初めにする形になっていきます。今後はそういう流れになっていきます。


徳重: その他、ホームタウン活動及びアカデミー活動でございます。

ひとつ目に、2026/27シーズン加入内定および特別指定選手の認定でございます。
常葉大学に在学中の梅木翔斗選手について、来季の加入内定とともに、今季の公式戦出場を可能とする「特別指定選手」として承認されました。
背番号32のミッドフィールダーですが、現在大学在学中でありながら試合に出場できる特別指定選手です。
鳥栖戦でも90分フル出場し、その後のPK戦も決めていましたので、非常に有望な選手が加入してくれました。
こういった加入も練習場の整備が完了したというところが非常に大きいと、我々は感じているところでもあります。
練習参加をしてくる大学生や高校生が、整った練習環境を見て、あるいはホームゲームで多くの方に声援をいただく白波スタジアムで、自分もここで、鹿児島でプレーしたいと強く思ってもらえる、そういう気持ちになっているということは我々も感じております。
そういった雰囲気をファン・サポーターの皆さん、そしてスポンサーや関係者の皆さんが作っていただいていることに改めて感謝したいと思っております。

続きましてホームタウン活動でございます。
LEADS TO THE OCEANプロジェクトは日本財団とNPO法人海さくら、Jリーグ約20クラブをはじめとしたスポーツ団体が連携して行う「海につづくプロジェクト LEADS TO THE OCEAN」に、鹿児島ユナイテッドとして2026/27シーズンより本格的に参加いたします。
こちらですが、ホームゲーム時にスタジアム周辺を清掃、ゴミ拾いをするということでございます。
こういった街なかのゴミが結局海の方につながっていくのを阻止しようということで行っている活動でございます。
2026/27シーズンの本格的な参画に先立ちまして、4月29日のサガン鳥栖戦よりホームゲームのキックオフの前に、サポーター有志が白波スタジアム周辺のゴミ拾いをするという活動を行っています。
この取り組みは5月6日水曜日の大分トリニータ戦でも、試合前、試合開始3時間半前、10時30分より実施する予定ですので、ぜひ皆様もご参加いただければと思います。

続きまして新さつま島美人プロジェクトです。
長島研醸有限会社と喜入中名地域コミュニティ協議会、クラブの3者連携事業である「新さつま島美人プロジェクト」として、先日4月26日に喜入の畑にてさつまいもの苗植えを行いました。
この事業は2022年に始まって以来、今回が5年目となっています。
今回の参加者は中名地域の方々と、鹿児島ユナイテッドFCの小学生チームU-12の選手スタッフです。
このさつまいもは10月下旬の収穫を予定しております。
また収穫したさつまいもは長島研醸有限会社に買い取っていただき、特別な焼酎「さつま島美人」としてスポンサー企業やファンクラブ会員など関係各所へお贈りしております。
喜入の中名地域の耕作放棄地を活用して、地域の方々とここにさつまいもを植える、そして収穫をするという事業です。
このさつまいもを収穫して長島研醸有限会社に定価で買い取っていただく。
その購入した金額がこの中名地域の方に、地域のコミュニティの方に渡り、コミュニティとしての今後の活動などに役立てるようにしている。
そしてクラブはこれをサポートし、発信し、お手伝いをするということで、3者が連携しているプロジェクトでございます。
また収穫の際に取材等々お願いできれば幸いでございます。

続きましてエコキャップ運動でございます。
ホームゲームなどで分別回収したペットボトルのキャップを、最終的に開発途上国のワクチン寄付につなげる「エコキャップ運動」を行っております。
今シーズンよりサッカーボール型の回収ボックスを設置しました。
皆さまもスタジアムにいらした時はご覧になっているかと思いますが、このボックスができたおかげで、皆さん、このエコキャップ運動に非常に協力的になりまして、普段からのペットボトルのキャップであったり、学校や職場で集めたエコキャップをこの日に持ってきて、この回収ボックスに入れ方がいらっしゃいます。
当日のペットボトルの蓋なども回収しているのですが、この活動でこれまでに526名分のワクチンを寄付することができているという取り組みでございます。
ぜひこちらの方も皆様の会社等々でもご協力いただけると大変ありがたいです。

続きまして知的障がい者チーム「フューチャーズ」の活動でございます。
3月14日・15日に行われました「第23回全日本知的障がい者サッカー選手権大会’26チャンピオンシップ」において、鹿児島ユナイテッドFCの知的障がい者サッカーチーム「フューチャーズ」が九州代表として出場し、優勝して3連覇を達成することができました。
昨年10月に滋賀県で開催されました「第24回全国障害者スポーツ大会」での初優勝に続いての日本一となります。
4月30日より栃木県で行われている知的障がい者サッカー日本代表候補強化合宿に、フューチャーズから5名の選手が代表候補選手として参加しております。
この合宿は秋に予定されている「Virtusサッカー世界選手権」に向けての日本代表候補選手の強化となります。

最後に活動のサマリーとして2月1日以降のサマリーでございます。
サッカー教室9回、地域行事への参加8回、講演・講話等4回、SNSでの啓発8回、その他5回がございます。

続いてアカデミーについてです。
鹿児島ユナイテッドFCの高校生チームU-18から、上高原奏輝(そうき)選手と川上篤人選手がU-18に所属しながら、トップチームの公式戦に出場できる、いわゆる2種登録を行いました。(5月2日付のリリースで、外山鉄馬選手の2種登録も発表)
こちらは4月10日にリリース済みではございますが、現在高校3年生である上高原選手と、高校2年生の川上篤人選手が、U-18に所属しながらトップチームで出場できる登録をしております。
これはもちろん育成という観点で非常に重要なのですが、今5月のゴールデンウィーク中、連戦で中3日あるいは中2日が続く試合がありますが、こういった時にU-18の選手が2種登録されて活躍するということがあれば、非常に重要な機会にもなりますし、クラブとして育成という観点では重要なファクターだと思っております。
非常に喜ばしいということと、鹿児島のサッカーのレベルを上げていくということに、またクラブとして取り組んでいきたいというところを思っている次第です。

以上で全ての資料についてご説明申し上げました。何かご質問等ございます方はお願いいたします。

その他を踏まえての質疑応答

記者: 第12期の決算が赤字になった要因とJ3降格の影響

徳重: その影響というのは少なからずあります。
ただ、営業利益の黒字化は今回しています。
営業利益プラス500万で、こちらにつきましては4期ぶりの黒字になっています。
そして経常利益も4期ぶりの黒字です。
ただ特別損失を計上し、法人税の方も、資本金が1億円を超えていますので、事業税が大きくなった影響もあって、最終損益はマイナス100万円ということでございます。

第11期は特別損失・特別利益が大きい事象がありました。
特別利益は(喜入の)寮を譲り受けによる受贈益として1億を超える額が計上され、また費用の方では、イオン鹿児島鴨池店の閉店に伴う固定資産(フットサルコート等)の除却損が5,000万あって、特別項目が非常に大きくての最終黒字でした。
今回の第12期は7月に一般社団法人の事業を譲り受けしましたので、アカデミーやスクール、普及活動についても収入・費用が発生するということでございます。
ですので、なかなかJ2からJ3に降格した影響だけで説明がしにくい事象ではあります。

また今回、決算期を変更しますので、次の機会は6月決算の数値をご報告する形になるのですが、これが12カ月だったものが5カ月の数字をお伝えしないといけませんので、前期比較や何期ぶりといったことがなかなか説明しにくい時期ではございます。
ただここが過ぎていくと、だいぶ安定してくるのではないかとは思っております。

記者: 再び黒字化に向けての考えていることについて

徳重: 昨年はこの一般社団法人の事業の譲り受けもありましたし、また喜入の練習場の整備が終わったというところがありまして、環境整備に対する投資がひと段落した状況になりました。
ここからは本当に収入を伸ばし、チーム人件費をいかに増やしていくか、そういうことに注力して、いわゆる強くて愛されるクラブ作りをしていくことになります。
強くて、というところはどうしてもチーム人件費の大きさに比例しますので、ここをしっかり集中して取り組んでいけるような状況にやっとなったかと思いますので、そこをしっかり取り組みながら、決算としては黒字を達成していくということを続けていければと思っております。

記者: 運営面での足りていないところ、課題など

徳重: 足りていないとは何をもってと申しますか、足りることはもう絶対にない世界だと思っています。
こうすれば十分、といったことはもうなくて、プロスポーツのなかでも昇格・降格があるサッカーならではです。
他のチームスポーツとはちょっと違う要素が大きいです。
本当に強いチームを作る、そして愛されるということを考えると、やはりもっと収入を増やし、チーム人件費を大きくして、強いチームを作り、ファン・サポーターの皆様に愛されるチームを常にやっていく、その積み重ねをしっかりやっていくしかないのだろうと思っております。

記者: これから目指すクラブ像について

徳重: どうしても昇格・降格がある世界です。
変な話ですが、すごく赤字を出しても昇格したらそれはよい経営なのかということもあります。
ただ我々の次の目標としてはやはりJ2に昇格して、J2を1年で降格しないチーム作り、これが最優先課題だと思っています。
そのためにはチームが頑張ればよいというだけではございませんので、ファン・サポーターの皆さまの熱であったり、数であったり、ご支援であったり、地域とのつながりが強く太くある、そういうことが結果的にチームの強さに結びついていくと信じています。
そういったクラブ運営を目指していきたいと思っております。

記者: ホームの観客数が増えていることで考えられる要因

徳重: 弊社クラブの創設時、ユナイテッドとしては2014年ですが、その時からやはり地域密着活動というものは本当に積極的にやってきています。
やはり2週間に1回のホームゲーム、年間20回ほどのホームゲームですから、365日のうち20日のタッチポイントだけではなかなかファン・サポーターというのは増えません。
サッカー以外のところでもいろんな接点を作り、それを密にしていくことで、積み上がってきた数字が今なのだと思っております。
これは一朝一夕にできるものではないと思いますので、そういった活動を通して地域と近い存在でいたいと思っております。

記者: スタジアム整備について

徳重: 本当に地域の皆さまといっしょに進めていくプロジェクトだと思っております。
クラブ側としての意見としては、J1に行く、そしてJ1優勝を目指す上では必ず必要な施設だと思っております。
入場者数の伸びで1万人を超える試合も昨年2回ありましたが、5月6日もそれに迫るような勢いで今ホームゲームが開催されております。
これまでは、ライセンスを取得するということに対しての要素が大きかったのですが、キャパシティ(収容人数)がどんどん足りなくなってきているということが起きてきております。
より上を目指す上では必要になってくる施設だと思います。
しっかり関係各所と連携を密にしながら、また整備されることになりましたら、市民・県民の皆さんに本当に喜んでいただけるような施設が整備されることを期待しております。

記者: 改めて代表取締役としてやるべきこと

徳重: 代表とは何をするのかという話があるのですが、やはりやらなければならないことは収入を増やすということだと思っています。
プロスポーツである以上、勝敗というものがついてきます。
エンタメですから、皆さんに喜んでいただく、そしてしっかり勝利をお届けするということも大きい要素です。
その勝利をする、強いチームを作るというところは、どうしても収入を増やさないといけない状況です。
今回の決算11億、J3で11億でしたが、今J2の平均の予算というと大体15億を超えてきています。
大きいところでは20億を超えるところもありますし、ナショナル企業、大手企業が親会社となって、年間予算30億といったところもJ2に存在するのが現状です。
ですからこのクラブを大きくして、J2でまず1年で降格しない体制を作るとなると、売上が20億を超えることを作っていかないといけないと思っております。
そのためにはフロントとしての業務をしっかり回していくことは非常に重要な要素かと思っております。
ガバナンスの上でもAIやDXの推進が重要なのですが、実は業務効率を上げるためにもAIやDXの推進というのが非常に重要なところだと思っています。
1人1人の生産性を上げて、売り上げを大きくしていくということを常にやっていかないといけない。そのようなことを目指した組織を作っていきたいと思っております。

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