2022明治安田生命J3リーグ第25節監督・選手コメント
大嶽直人 監督コメント
まず試合が延期になり、台風の中で来れなかったサポーター、来て下さったサポーターがいらっしゃり、北九州のサポーターも来れるはずがこういう状況で来れないという中で、それでも両方のサポーターの応援があってこそ試合ができたと思っています。
そのことに感謝しています。
コロナ禍でも来てくれて応援してくれて、自分たちも良いサッカーをして、盛り上がって、非常に互いが競い合う中で非常に気迫のあるプレーでした。
内容に関してもアクシデントを乗り越えるところで集中力を切らさず、チームプレーとハードワークができました。
自分たちが勇気を持ってトライした部分と、まだまだできる部分もたくさんありましたが、お互いが良い試合をできたことに感謝しています。
選手たちも熱いプレーをファン、サポーターにお見せして、それが伝わったことが良かったです。
立ち上がりについて
立ち上がりは流れが悪い中ですぐに自分たちがコーナーを取りに行って、前からチャレンジしたことでひとつ流れが変わったと思います。
あそこでダラダラするよりもチャレンジしていくことで圧力がかかりましたし、良い流れで前半の最後まで行けたと思います。
また後半もその流れで非常に立ち上がりが良かったですし、守備のところで行けていた部分が前節よりも多かったです。
守備のところでのプレーが、選手一人一人の意識が高く、そこの部分で少し勝ったのかなと思っています。
ポゼッションで相手に上回れた状況について
ポゼッションが高ければ勝つチームもありますし、それでも負けるチームもあります。
自分たちはアグレッシブに守備をすることで、最後をやられなければいいと思っています。
守備でストレスを感じることなく、守備も攻撃のひとつなので、自分たちからアクションを起こして戦う姿勢を見せることが大事です。
回されていても、怖いところに来なければ大丈夫です。
要所要所で相手の数的優位のところを同数にしたりすればいい話で、そこに対して最後しっかりと守れていましたし、そこから大きなチャンスになっていたので、不安には感じませんでした。
球際の部分について
意識高くやっていましたし、上を目指すからにはそこに対してもうひとつ上のチャレンジを、これからもしていかないといけないと思っています。
ただそこに対して選手たちはトライしましたし、失敗を恐れずチャレンジしたことでこういう結果になりました。
失点0で抑えたこともチームとして自信になったと思います。
終盤5バックになったことについて
前半からアクシデントがあって、交代枠を使っていることもあり、プレーしている選手たちは疲労が溜まってくる中で何を取るかです。
どうしても後ろが5人で下がり気味になると、相手の方がポゼッションは上回ります。
ただそこは割り切ってやっているので、しっかりと守備でアクションを起こして、守備で圧をかけながらボールを取る。
そこから我々の突破力は、サイドアタッカーとトップにあるので、そこをみんなチームとして信頼しているので、そういうチャンスもあったと思います。
球際のところと一対一のところはもうひと段階、がんばって戦わなければいけませんが、意識の高さとプレーの強度は相手より上回っていた守備だったので、この結果になったと思います。
チャレンジャーとして選手たちが下を向かずに、声援に応えて、集中を切らさなかったことが物語っていると思います。
残り9試合で首位との勝ち点1差の状況について
まだまだ次のゲームに対してしっかり準備することと、次に向けてどうチームのパフォーマンスを持っていくかが大事です。
良いパフォーマンスを維持することが次のステージに行くための準備になるので、まず次の試合に向けた準備で、選手たちはまたひとつとなってプレーできるように努力していきたいです。
小野寺健也 選手コメント
苦しいゲームでした。
前半は自分たちの思ったようなサッカーができなくて、危ないシーンもありましたが、みんなで最後のところを守った結果、ゴールを取れて、前半折り返せたことが大きかったです。
最後は本当に全体として苦しかったですが、みんなで一体感をもって守備をできたことで、この結果になりました。
苦しいゲームでの身体を張った守備について
もう残り10試合を切って、簡単な試合は一つもないと思いますし、実際やっている自分たちとしても苦しいです。
本当に相手のシュート一本、パス一本に対して厳しく行かないと勝てない世界ですので、それで、みんなが身体を張ったプレーにつながったと思います。
前半の苦しい展開について
ピッチの中で選手たちで解決すればよかったのですが、なかなか相手もいい位置を取っていて、自分たちのいい守備ができませんでした。
ただ失点せずにあそこで得点できたことが一番です。
得点につながるヘディングについて
もちろんシュートを狙ったのですが、ああいう形になりましたが、ロメロ選手が押し込んでくれたのはチーム一体となって取れたゴールだと思います。
流れが変わったと思う場面について
後半の立ち上がりから、相手にボールが行ったところで自分たちの思ったような守備が一本できました。
そこから相手がつなぐのをためらいはじめて、自分たちの守備の流れを作れて、攻撃につながる形ができたので、後半はすごく自分たちの思ったようなサッカーができました。
アクシデントへの対応について
アクシデントはつきものなのでコントロールできないですし、それに対して反応しないで、自分たちのやりたいサッカー、やりたいことを続けることが大事です。
色々なアクシデントがあるなかで、最後は5バックで守る形ですが、横にいる選手同士がすごく声を掛け合って普段以上につながり合っていたので、僕としては心配はありませんでした。
(渡邉)英祐もシン君(井原伸太郎)も話してくれて、危ないシーンもありましたが、中では大丈夫だという声かけができていたので、心配はなかったです。
これから試合に向けて
苦しいゲームが続くと思いますが、内容より結果だと選手たちは口々に言っています。
やりたいサッカー、目指しているサッカーはありますが、最終的に結果が大事になってきているので、そこに対してそれぞれがこだわりを持ってやっていくことでチーム一体となって勝利ができると思うので、がんばっていきたいです。
ロメロフランク 選手コメント
前半立ち上がり、リズムをつかめなかったのですが、そのなかで自分たちが守れていたので、最後にセットプレーという形で先制点を取れて、チームとしてすごく良かったと思います。
前半の得点の場面について
直接は入ると思ったのでまさかと思いましたが、しっかり来たボールに対して、ゴールを見て流し込むことができて非常に良かったです。
守備の意識について
ボールを持たれていたのですが、そこまで怖い崩されたとかの感覚はなく守れていました。
守備としてはしっかり中を締めて、行けるところを厳しく行って、高い位置でボールを取れたらチャンスになるので、そういうところをもう少しはっきりしたほうが良かったかなと思います。
最後5バックになったところについて
こういう試合が増えてくると思うので、簡単な試合はないですし、しっかり1-0の試合で失点0に抑えられたことは良かったです。
ただ、もうちょっと攻撃の部分で追加点が欲しかったですし、ディフェンス陣を楽にしたかったところはあります。
残り9試合と首位との勝ち点差1について
まだ9試合あるので何が起こるのかわからないので、縮まったことはすごく良いことだと思います。
残り9試合今まで以上に全力で戦いたいと思います。