浅野哲也 監督コメント

チームがこういう状況にもかかわらず、今日も素晴らしい声援で後押しをしてくださったサポーターの皆さまに感謝を申し上げます。
水戸さん相手にインテンシティを高くもたないとセットプレーも含めて簡単にやられてしまうと選手たちともう一度確認をしました。
時間帯によっては苦しい時間もありましたが、よく体を張り、粘り強く守ってくれました。
前節栃木戦、敗れはしましたが、本当によく戦ってくれたその流れをうまくこのホームゲームでも出せたと思います。
1人少なくなりましたが、決して引くのではなく、ボールに対して前からいく守備を心掛けて最後まで戦ってくれました。
連敗を止めたことは嬉しいです。
ですが、苦しい状況には変わりはありません。
残り5試合、ホーム・アウェイ、どの相手にも我々が今日のような結果を求めて粘り強い戦いができるかどうかが重要です。
信じ続けて声援をくださった皆さまに感謝申し上げます。
ありがとうございました。

3か月ぶりの勝利について

本当に嬉しいです。
ですが嬉しい反面、まだ何も勝ち得ていません。
選手・スタッフ全員が苦しい思いはずっと持っていました。
この試合をきっかけにという気持ちが湧いてきて、まだまだ厳しい状況ですが、選手を信じて、それからサポーターを信じて、そして自分を信じて前に進んでいくだけです。

ゲームプラン

上位の水戸さんもパワーがあって、一進一退になり、先制点がカギになると話をしていました。
その中でも、選手の気迫や基本的なところでこの試合の意図をわかってやってくれました。
そこが水戸さんに対して無失点で終えられた要因だと思います。
戦術的なところもありますが、気持ちの入った素晴らしいゲームでした。

数的不利になって

1人少ない状況で、守備的ではなく一人一人がカバーの範囲を広げて、ボールに対しては必ずいき、積極的な守備はなくさないでいこうと選手たちに伝えました。
当然押し込まれる場面もありましたが、キーパーの泉森選手を含めて、外にボールを弾き出してくれました。
その流れが失点を0に抑えられた要因だと思います。

前線からのプレス

当然前からはめていく我々のプレスはどの相手に対してもやっていきます。
そこがはまらなくなると、ずるずる下がってしまうことが我々の悪いところでそこを今日はなんとか無くしたいと思っていました。
一番重要なのは選手たちが前へ前への意識をもってくれたことです。
前節の栃木戦は敗れましたが、守備・攻撃両方で前への意識をもち、内容的にはよくやってくれました。
今日も同じで、はまらなかったから後ろに引くのではなくて、はまらなかったら違う前へのかけ方、そして選手たちの気迫を押し出すことで少しずつ得点を奪えるシーンにつながったと思います。

サポーターの声援

本当にこの景色はなくしてはいけないと思いますし、結果が出ないときでも終わった後に熱い声援で次の試合へ後押しをしてくださりました。
1人少なくなった中で選手が走り切れたのもサポーターの皆さまの力だと思います。
心の底からありがたいと思っています。

鈴木翔大 選手コメント

3か月ぶりの勝利について

素直に嬉しいです。
ここまで勝ちから遠ざかるシーズンは個人としても初めての経験でしたし、すごく苦しくて長い3か月でした。
一つ勝って嬉しかったですが、すごくホッとしたことが正直な感想です。

練習での意気込み

練習の時から本気で勝ちたいからこそ、味方に要求するし、自分が要求されてもその要求に応えられるように責任感を自分に持たせることをすごく意識しています。
本気で勝ちたいからこそ本気でぶつかることで勝ちを得られると思います。
相手も一生懸命やってきますし、自分たちも一生懸命やりますが、厳しさの中に楽しさがあると思っているのでそこはぶれずに自分のプレースタイルとして続けていきたいです。

ピッチ上での気迫あるプレー

選手全員が目の色を変えて、勝利を掴みにいく気迫を同じピッチにいる自分も仲間から感じましたし、自分も他の選手に気後れしないで勇気を与えると言い聞かせました。
その一人一人の相乗効果がピッチにあらわれたと思います。

有田稜 選手コメント

ゴールとアシストについて

ゴールは自分の得意の形でしたし、良いクロスをあげてくれたので合わせるだけでした。
アシストは手前で鈴木選手が相手に弾かせないとわかっていたので、あとは中に入って来いという思いで折り返したら戸根選手がいたので良いゴールだったと思います。

数的不利になって

あの状態でやられてしまったら田中選手のことを考えたら残酷ですし、そこはチーム全体でやろうと声をかけていたので、逆に守備が固くなったと思います。

サポーターの声援

ここ数試合勝てていなくて鹿児島全体が苦しい思いをしていましたし、もちろん選手も頑張っていましたが結果がついてきませんでした。
それでも諦めずに応援してくれたサポーターに勝利を届けることができたのはとても嬉しいです。

次節に向けて

目の前の試合を勝つだけなので、次も応援よろしくお願いします。