2024明治安田J2リーグ第35節監督・選手コメント
浅野哲也 監督コメント

今日もたくさんの声援をくださったサポーターの方々に感謝申し上げます。
1試合1試合、勝ち点3を取らなければいけない状況の中で、今日も難しい相手でしたが、選手は積極的にプレーしてくれました。
先制点の山口選手のミドルシュートもああいう形で点が入ることがこれまでありませんでした。
当然、トレーニングでもやっていますが、積極性が出てゴールにつながったと思います。
その後、少し愛媛さんのほうに流れがいきましたが、泉森選手中心によく集中して、我々が求めている粘り強い守備を展開し、追加点につながっていったと思います。
交代した選手、ピッチに立てなかった選手も含めて、残りの試合全員で同じ方向を向いてやっていきます。
まだまだ我々にとっては苦しい状況で結果も大事になってきますが、我々にできることは勝ち点3を取ることだけですので、集中してやっていきたいと思います。
ゲームプラン
勝つしかない状況で安全にいくのではなくて、攻撃と守備両方で我々から仕掛けていく必要があります。
攻撃においてはゴールを狙う姿勢、プレー、判断。
守備においても前からボールを奪いに行き、構えるのではなくボールに対して必ずいくこと。
攻守における積極性を打ち出していくことがこういう結果につながったと思います。
福田選手の復帰について
彼は千葉戦まで良いプレーをしてくれていて、チームには欠かせない存在でした。
彼自身も悔しかったと思いますし、ようやくピッチに立てました。
なにかやってくれる選手なので、彼にボールが入って、得意な形でPKを取ったことは、彼の苦労が報われたと思います。
チームにとっても3点目は非常に大きかったです。
次節に向けて
今日の試合は終わりましたし、選手たちにも伝えましたが、次への戦いはすでに始まっています。
今日の勝利はもちろん喜んでいいですが、明日から次の長崎戦に向けて準備は始まっています。
残り3試合、全て勝つしか目標を達成することは不可能ですので、とにかく目の前の試合、長崎戦にすべてをぶつけるための準備をしていきたいと思います。
こういう状況でもこれだけたくさんの方に応援していただいているので、その方たちに報いるためにも皆さんに納得してもらえるような試合を必ずして、そのうえで結果を求めていきます。
最後まで我々とともに、戦っていただけたらと思います。
福田望久斗 選手コメント

試合を振り返って
ずっと出たい気持ちはあったので、その気持ちをピッチで表現できたと思います。
ピッチに立つ直前の雰囲気
スタジアムの皆さんがすごく盛り上げてくれて、それも力になりました。
自分の持ち味をしっかり出してプレーしようと心掛けていたのでそれが試合で出せて良かったです。
ゴールシーン
味方も信じて僕を使ってくれて、ファーストプレーだったので少し怖さはありましたけど、相手も疲れているのは分かっていたので、絶対仕掛けてやろうと思っていました。
今年1年、試合の前日はPKの練習をしていて、自信があったので誰にも譲らない気持ちでした。
次節に向けて
チームは厳しい状況ですが、まだ残留の希望もあるので、次の試合も勝って残留できたらと思います。
山口卓己 選手コメント

試合を振り返って
自分たちがこんな苦しい中でも、これだけのサポーターの皆さんが応援に来てくれて、自分たちでもっとやらなければいけない、もっとやろうという声掛けも多かったですし、その気持ちが出た試合でした。
久しぶりに出られた試合でしたが、その中で自分が結果を出してやろうという思いも強かったですし、その思いが結果につながって良かったです。
ゴールを振り返って
圓道選手がドリブルをしたときに横にスペースがあるのは分かったので、そこにうまく走り込んだら良いボールがきました。
トラップもシュートを打てるところに置けたので、思い切って振り抜きました。
ミドルシュートでの得点
自分たちはミドルシュートからの得点も少なかったですし、責任も感じていたので、練習で取り組んだことが試合に出て良かったと思います。
ホームでは2戦連続の無失点
チーム全員の距離感が良く、個で突破することも攻撃ですが、その中で一人が動いて、二人目、三人目という連動した動きができたと思います。
追加点を取ったあとも、どの状況でもゼロで終わろうとチームの中でも試合の中でも声をかけていたので、意識から変わっていったと思います。
次節に向けて
自分たちは1試合1試合やるしかないので、目の前の試合に向かってまずは長崎戦、100%の準備をして、チーム全員で勝ちにつなげられるように頑張りたいと思います。
こういう状況なので、周りのチームの結果が気になることもありますが、自分たちは目の前の試合をやるしかないので、そこはあまり考えずに自分たちがやるべきことをやるだけです。