2024明治安田J2リーグ第36節監督・選手コメント
浅野哲也 監督コメント

今日もこの長崎までたくさんの鹿児島サポーターがいらっしゃって、最後の笛が鳴っても熱い声援を送ってくださったことに感謝を申し上げます。
それから長崎に来られなかったサポーターも応援してくださったと思います。
ですが、残念ながら我々の目標が達成できなかったゲームになりました。
選手たちはこれまで苦しいときもよく頑張ってくれましたし、今日の試合もそうでした。
苦しくなっても頑張ってくれましたが、結果に関しては全て私の責任です。
ただあと2試合あります。
この2試合、どう戦うかが大事になってきますし最後、スタンドのサポーターから「残り2試合戦おう」とメッセージもいただきました。
まだ今シーズンは終わっていないですし、今日の悔しさをもう一度噛みしめながら、また次の試合に向けて準備をしていきます。
試合の入り
個の強い選手がいる長崎さん相手にはチームのたくましさも大事ですが、個でも立ち向かっていくだけの強さを出さないといけません。
個で上回られる場面も増え、長崎さんのペースになり、球際やセカンドボールのところで少しずつ分があり、流れを持っていかれました。
前節の愛媛戦でもそうでしたが、ボールの奪われ方が悪いと全体のバランスが崩れてスペースも使われる中で、今日も失点を重ねてしまいました。
J3降格について
我々としては各試合に対して、結果を出すためのできる限りの準備をして、毎週やってきました。
相手との力関係やチームの状況も重なり、なかなか上手くいかない時期もありましたし、良い時もありましたが、結果も含めて良い内容を続けられなかったことがこの結果の要因だと思います。
ただ選手たちはトレーニングからしっかり取り組んでくれて、試合に向けて準備をし、ピッチの中ではよく戦ってくれました。
結果が出ないといけない世界ですから、結果を出すための力が足りませんでした。
アウェイ未勝利に関して
アウェイの試合で勝てていないのは、チーム全体のJ2で戦っていくアウェイの雰囲気などに打ち勝つメンタルも含めて足りませんでした。
勝てそうな試合もありましたが、これだけアウェイで勝てないのはまだまだ力が足りないことに尽きます。
今後の課題
クラブとしては設備も含めて準備を着々と整えている状況で、J2でしっかり残留して、クラブの規模とともに現場もレベルアップしていく流れが理想でした。
現場がクラブの期待に応えられなかったところではもっと鍛えなければいけないですし、足りない部分がありました。
選手・スタッフがいろんなレベルを上げていかないといけないです。
野嶽寛也 選手コメント

試合を振り返って
相手の個のクオリティが上回った試合だった印象です。
ここ最近自分たちの出来ていたことは出せましたが、球際や局面での個のクオリティで上回られるとこういう試合になると思うので、収穫と課題の両方があった中で、とても悔しい気持ちです。
J3降格について
去年、昇格したのも簡単ではなかったですし、今年も苦しいシーズンが続く中で、自分自身も試合に絡めない時期も経験して、残り10試合は少し成長して戻ってこられたと思っています。
ただもう少しチームに貢献できれば違った結果になったと責任も感じています。
ここまで苦しいシーズンの中でも毎試合熱い応援をしてくれたサポーターの皆さんに感謝しかないですし、来季はJ3になりますが、変わらない熱い応援は鹿児島の良さだと思うので、また応援してくれたら嬉しいです。
残り2試合に向けて
シーズンは終了した訳ではないので、ここ数試合で継続できている部分をもう一度積み上げて、落ちることなく、局面の強度などを見つめなおして、残り2試合、サポーターに勝利を届けられるようにまた頑張っていきたいと思います。
田中渉 選手コメント

ゴールを振り返って
練習でも相手のセンターバックとサイドバックの間に入っていくことをやっていました。
野嶽選手から良いボールがきたので、決めることができて良かったです。
ヘディングはあまり得意ではないですが、少しコースをずらせばキーパーも反応できないと思っていました。
守備について
守備の部分は練習でもやっていて、プレスのかけ方はチームで整理されていましたが、前半は特に相手の個の質で上回られました。
前に行っている中で、後ろが少し押し上げられない場面もあったので、もっとチームで統一が必要だと思います。
残り2試合に向けて
本当に今日もたくさんのサポーターが駆けつけてくれて、すごく力になりましたし、残り2試合勝利を届けられるように頑張りたいと思います。