長島研醸(さつま島美人)を通して見るSDGs
SDGsで特に関連する項目
7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
7.3 2030年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。
11 住み続けられるまちづくりを
11.a 各国・地域規模の開発計画の強化を通じて、経済、社会、環境面における都市部、都市周辺部及び農村部間の良好なつながりを支援する。
12 つくる責任 つかう責任
12.5 2030年までに廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
さつま島美人の長島研醸について
鹿児島ユナイテッドFCのユニフォーム胸に「さつま島美人」が描かれて8年目。
クラブの歴史にそのまま重なるオフィシャルトップパートナーです。
そんな焼酎「さつま島美人」を手がける長島研醸有限会社は、名前の通り鹿児島県の最北、長島町の5つの酒蔵による合同会社です。
5つの酒蔵がそれぞれに伝わる製法で醸造した焼酎をブレンドして、「さつま島美人」「黒島美人」「だんだん」などの焼酎として世に送り出しています。
国産のさつまいもと麹だけを使用する焼酎づくり
鹿児島の焼酎といえばさつまいも。
長島研醸の焼酎で素材になっている「黄金千貫」などさつまいもは、鹿児島県産のものだけを使用しています。
また焼酎づくりに欠かせない麹を作る米も、国産のものだけを使用。
長島町の豊かな水と地元鹿児島を始めとした国産食材によって、皆さまにご愛飲いただいている焼酎は作られているのです。
ほぼ100%の一升瓶リサイクル
工場にお邪魔すると、工場の外に空の一升瓶がそれこそ壁のように並んでいるのを見ることができます。
さつま島美人など長島研醸以外の一升瓶も多く見受けられます。
長島研醸では使用済みの一升瓶を回収して、リサイクルしているのです。
ラベルをはがし、丹念に洗い、熱湯で消毒して、ヒビや傷があるものを除いて、また焼酎を詰めて出荷する、また空になった瓶を回収する。
このサイクルを通じて、普通に処理すると膨大な手間とコストがかかる瓶の廃棄を抑えています。
地元長島町の産業を振興する
長島研醸の人気焼酎のひとつ「島娘」ですが、これは島内でしか買えない限定焼酎。
欲しい人は黒之瀬戸大橋を越えて長島町の酒屋さんへ足を運ぶ必要があります。
せっかく長島まで来れば、地元の食堂やカフェで食事を楽しみたくなるし、ブリやじゃがいもなどの特産品を買い求めたくなるし、そのほか観光スポット巡りをしたくなるもの。
島内でしか買えない焼酎をきっかけに、長島の酒屋さんの経営だけでなく、観光農業漁業と様々な形で長島の産業振興に寄与しているのです。
長島研醸有限会社概要
社名(商号)/長島研醸有限会社
設立/1967年2月
所在地/出水郡長島町平尾387
代表取締役/長山正盛
従業員/26名
事業内容/焼酎の製造、瓶詰
ホームページ/https://shimabijin.jp/
Instagram/「長島研醸有限会社」
Facebook/「長島研醸有限会社」