【10月2日マッチデープログラム】UNITED TIMES2021 vol.10
鹿児島ユナイテッドFCマッチデープログラム「UNITED TIMES」。
今回は2021明治安田生命J3リーグ第20節 鹿児島ユナイテッドFC vs Y.S.C.C.横浜のマッチデープログラムです。
日程表・順位表・テキスト速報
前回までのあらすじ
9月25日の第20節は、FC岐阜を迎えてのホーム戦。
鹿児島県と岐阜県との日本唯一の姉妹県を盟約した50周年記念試合として、鹿児島は県木カイコウズをモチーフにした真紅の3rdユニフォームで登場する。
塩田康一知事のあいさつとセレモニーの後にはじまった試合は、前半4分、2試合目のスタメンとなった1年目の山本駿亮が岐阜ペナルティエリア前で思い切り振り抜いたシュートが決まって先制する。
ここからは元日本代表選手ら個の能力が高いFC岐阜との一進一退の攻防が続く。
それでも巨大な応援のエネルギーに後押しされたイヨハ理ヘンリーや藤原広太朗たち鹿児島の選手たちは集中を切らすことなく、体を張って岐阜の攻撃を跳ね返し、それでも打たれたシュートに対してはGK大西勝俉が適切な対応で防ぐ。
カウンターで追加点を奪うことはできなかったが、1-0で勝利。
今シーズン初の連勝、ホームでは4月25日以来で勝利した。
スタンドではいつもの紺色に加えて、真紅とGKの黄色が適度に混ぜられた景色が広がり、チームとファンがともに勝利の喜びを分かち合った。
そして今節も引き続き、ホームで難敵Y.S.C.C.横浜を迎える。
2連勝はしたが上位争いに食い込むために、勝つしかない状況は変わらない。
岐阜戦に引き続き、チームとサポーターが巨大な情熱で一体となって戦い抜き、勝ち点3をつかみたい。
監督・選手インタビュー
上野展裕監督(9月28日の共同記者会見より)
今週はY.S.C.C.横浜と対戦しますが、集中して、執着して、何が何でも勝ちたいです。
みんな調子が良くなっているので、切磋琢磨して、競争しあって、そのなかで選ばれた選手たちがYS横浜と戦ってくれたらと思います。
ファミリー全体で戦い切りたいです。
ホームの雰囲気
鹿児島のサポーターの後押しがすごくて、岐阜戦では後半のCKなどは地響きのような感じがしました。
すごく後押しをしてもらっているな、とひしひしと感じました。
我々はホームで恵まれているなと思いました。
前節からの修正点
良かったところはみんなで褒めましたし、良かったところの中でも課題が残っています。
守備の面では課題が残っていますので、課題をもっと少なくできるように共有しました。
攻撃の面でもいいところと、もっとこうすればというところが混在しています。
自分たちでこう組み立てたい、こういうカウンターにしたい、こういう風にゴール前に入って点を取りたいという風に共有しました。
前節の勝利による影響
今日の練習はいい練習をしてくれました。
全員が集中して、コンディションもいいですし、いいテンションでやれました。
一週間の立ち上げとは思えないくらい身体が動いていました。
上位陣との勝ち点差について
一戦一戦です。
次のY.S.C.C.横浜にすべてをかけて準備をしていきたいです。
そうすることでちょっとずつちょっとずつかもしれませんが、勝ち点差を詰めていくことができればと思っています。
2試合無失点でいること
1人1人が、ゴール前だけでなく中盤、前線からもハードワークをしてくれています。
しっかり寄せてプレスをかけて連携して、それで失点から遠ざかっているのだと思います。
また、みんながお互いに助け合っています。
このようにやれば失点しない、こう守れば失点しないということを選手たちが理解しているので、それをやり続けていることがすばらしいことです。
最後は点をやらないんだ、失点しないんだという気持ちで体を張っていることが無失点につながっていると思います。
これを続けていきたいです。
チームの雰囲気
お互いが声を出し合っています。
ベンチからも、リザーブのメンバーや交代したメンバーからの声もすごく多いです。
メンバー外の選手も含めて全員で戦っています。
サポーターも含めてファミリーで戦っているところが、無失点と勝利につながっていると思います。
YS横浜の印象
彼らは思い切ってプレーをしてきます。
そのリズムに巻き込まれないように、自分たちのやるべきことをしっかりやり続けていきたいです。
秋山裕紀選手(9月28日の共同記者会見より)
前節、ホーム2連戦の1試合目で今季初連勝ができたので、その勢いのまましっかりホームで勝って、次の福島戦につなげていきたいと思っています。
ここまでの自身のプレーを振り返って
自分のプレーがどういう影響をチームにもたらせているかはともかく、このチームに来たからには数字でしっかりチームに貢献したいという気持ちがあります。
そのなかで、4試合で1ゴール2アシストで、チームの結果に絡めているので、継続しつつ一番大切なのはチームが勝つところなので、そのために自分に何ができるのかを考えながらプレーしています。
特に攻撃で心がけていること
チームとしては両ウィングが張っていますし、そこにスピードがある選手がいるので、そこは個人としても最大限に活かしていきたいです。
鹿児島自体がしっかりボールを握って押し込むサッカーをする中で、相手陣地での速い攻撃を求めているスタイルなのでそこは継続しつつ、個人の良さをどんどん活かしながらプレーしていきたいと思っています。
もちろん、とにかく自分個人の結果にはこだわっていますけど、それが後々チームの結果につながります。
FWで出場する選手が変わる中で常にコミュニケーションを取りながらいチームとしていい方向に向かっているので、継続してやっていきたいです。
岐阜戦の勝利後にピッチ上に倒れて喜んだこと
正直、今は新潟のことは忘れていますし、鹿児島のためにすべてを尽くしたい気持ちでした。
今季連勝ができていないなかで、僕的にJ3で個人としてもチームとしても力があると思っているFC岐阜との対戦で、ホームで今シーズン初の連勝ができたことがうれしかったので、それがピッチに出ました。
YS横浜戦のイメージ
相手がどうこうというより、自分たちのプレーをどう貫くかが大切です。
アウェイ福島戦を見据えすぎていても、目の前の試合を大事にしないと後がついてきません。
自分たちは残りの10試合、落とせない試合が続くので、1試合1試合チームとして勝ちを求めて大切に戦っていきたいと思っています。
今のチームの雰囲気
僕的にはまだピリピリと緊張感のある状態でトレーニングできています。
ピリピリした雰囲気が良いのか悪いのかは人それぞれだと思いますが、チームとして集中しているように思います。
良い意味で切り替えて次の試合に向かってがんばっています。
もう残り試合を落とせないので、僕もチームのみんなも切り替えて切り替えて、次の試合にいい準備をしていくだけです。
そういう意味ではぬるくなった時にはしっかりみんなで集中した状態に持っていきたいですし、それが昇格に大切なことです。
そこは若さとか関係なし、チームに言っていきたいと思っています。
山谷侑士選手(9月28日の共同記者会見より)
Y.S.C.C.横浜では3連勝がかかっているので、なんとしても結果という形でファンサポーターの皆さまに届けたいと思っています。
攻撃のバリエーションが増えたこと
秋山(裕紀)とは同期で色々しゃべるので、試合前に自分が抜け出すタイミングを話し合っていて、形として出たかなと思っています。
またチームとしても距離感とか、近くでやりながら連携してできているかなと思います。
前線からの守備意識
自分たちのサッカーは前線の守備から入るということなので、そこは普段から意識してできていると思います。
チームとしてのベクトルの一致
首位と勝ち点で離されているので、そこを追いつこうということはみんなで話し合っています。
そこにみんなのベクトルを向けて、やれているかなと思います。
上位との勝ち点差について
チームの雰囲気はとても良いですし、あとはどんどん負けないで勝つことが、自分たちが今、求めていることです。
その結果につながるようにやっていきたいと思います。
牛之濵拓 選手(9月27日のクラブ公式YouTubeライブ配信「きばれ!ユナイテッドステーション」より)
クラブの企画で久しぶりにユニフォームを着た感想
本当に久しぶりにユニフォームを着たので、本当にすごく嬉しかったです。
岐阜戦は本当に勝ってくれという気持ちでした。
おかげさまで元気です。
スタジアムでも背番号8のユニフォームとかを見れてすごくありがたいです。
岐阜戦を見ての感想
試合はもちろん見ていました。
もう自分も(気持ちは)スタジアムにいました!
怪我をしているなかで今のモチベーション
やっぱり毎週試合を見て、やっぱり毎週のようにサッカーをしたくなります。
でもやっぱりそこに戻るために今やらなきゃと、自分を奮い立たせてリハビリに取り組んでいます。
チームメイトたちへのメッセージ
この間の試合、お疲れさまでした。
とても感動しました。
次も勝って、みんなでJ2の舞台で戻りましょう!
よろしくお願いします。
ファン・サポーターへのメッセージ
いつも試合を応援してくれてありがとうございます。
この間のゲームも皆さんのおかげで、選手が走れました。
僕も早くスタジアムに戻れるようにリハビリをがんばります。
引き続き、鹿児島ユナイテッドFCへの応援をよろしくお願いします。