【10月23日マッチデープログラム】UNITED TIMES2021 vol.11
鹿児島ユナイテッドFCマッチデープログラム「UNITED TIMES」。
今回は2021明治安田生命J3リーグ第24節 鹿児島ユナイテッドFC vs アスルクラロ沼津のマッチデープログラムです。

日程表・順位表・テキスト速報
前回までのあらすじ
10月2日はホームにY.S.C.C.横浜を迎えてのホーム戦。
3連勝を狙った鹿児島だが、11分にカウンターから、16分にスローインから強烈なシュートを決められて0-2とリードを許す。
反撃に出る鹿児島は64分に秋山裕紀がゴール前に入れたフリーキックを萱沼優聖がボレーで決めて1点差に迫る。
さらに正確なクロスを入れるサイドバック砂森和也、ドリブラーの島津頼盛、高さのあるウェズレイたちを投入するが、またも速攻から追加点を奪われる。
ホームで1-3の手痛い敗戦。
10月10日はアウェイで福島ユナイテッドFCと対戦。
26分、裏のスペースに抜け出た米澤令衣が入れたクロスが福島の選手に当たってわずかにコースが変わったところを、ゴール前に入ってきた中原秀人が正確にゴール隅に流し込んで先制点を奪う。
後半になると徐々に福島が主導権を握り、鹿児島は跳ね返しながらも追加点を狙う。
しかし78分、ペナルティエリア前に送られたボールを美しいボレーシュートで決められて同点。
そのまま引き分けとなった。
10月17日は隣県のテゲバジャーロ宮崎とのアウェイ戦。
完売となった観客席を大挙して訪れた鹿児島サポーターが占める中で迎えた南九州ダービー。
しかし6分、サイドから入れられたボールを強烈なボレーを決められる。
さらに16分、自陣で失ったボールを拾われ、そこから追加点を許す。
鹿児島も宮崎の圧力と戦いながら反撃に出る。
36分、狭いスペースでボールを受けた米澤令衣がそれでも打ったシュートが決まって1-2で折り返す。
後半も攻め続けるが、67分、宮崎に追加点を許す。
それでも鹿児島は78分、フォゲッチがサイドから入れたボールが直接ゴールネットを揺らし、1点差に詰める。
最後まで攻め続けたが、2-3の敗戦で上位との勝ち点差は広がった。
今週末はホームにアスルクラロ沼津を迎える。
苦しい状況は続くが、この試合が終わった時に勝利を選手とファンが全員でよろこべるように、すべての力を出し尽くして戦い抜く!
監督・選手インタビュー
上野展裕監督(10月19日の共同記者会見より)

今週末は沼津戦ですが、もう相手がどうのこうのではなく、自分たちが皆さんに最後まで諦めない姿、最後の最後までチームで戦い切る、その意志を皆さんにお見せしたいと思います。
勝てていないこの3試合を振り返って
鹿児島の、我々のサッカーがこの3試合できていない、表現できていないところは選手もスタッフも、みんなが思っているところです。
やるべきこと、改善するべきこと、やらなければならないことは分かっています。
それをひとつずつやっていくことが、鹿児島らしい、鹿児島のサッカーをできることにつながりますし、ひいては結果につながっていくと思っています。
うまく試合を運べない要因
まず宮崎戦では早い時間に2失点してしまいましたので、こうなると試合自体が難しくなってしまいます。
なぜ失点したかと言えば、最後のところで相手をフリーにして、シュートを決められたわけで、そこに対してマークを付くことです。
それに至る前でもマークが離れたり、簡単にクロスを上げさせたりで、複数のミスで失点につながっていますので、ひとつひとつ潰していきたいです。
攻撃面については我々が今までやってきたこと、ゴールに向かう、相手の背後を取る、どんどん走る、連携していくところをやっていきたいと思います。
相手に対策されていること
彼らが前からプレスに来れば、それを裏返したりして、逆を取ったりする発想が大事です。
もちろんそこには計画性がなければいけませんので、逆を取る意識と、それでも相手のプレスをはがしていくところも必要ですし、みんなで織り交ぜていきたいと思います。
牛之濵拓の練習復帰について
彼はさっそくチームメイトから冗談を言われて、おちょくられていました。
いじられキャラですので、雰囲気も明るくなって、良かったと思います。
米澤令衣が出場停止になる影響
どんどんどんどん次から次、切磋琢磨して、自分の番が来ないかと待ち構えている選手がいます。
調子がいい選手、チャンスが来た時に力を発揮できる選手を使っていきたいと思います。
ホーム連戦に向けて
厳しい状況になっていることはまちがいありません。
一戦一戦、次の試合に向けて全力を尽くすこと、それに付きます。
諦めない姿、自分たちがやるべきことをやり切って、出し切る。
観に来ていただいた人に、最善のパフォーマンスを見せる。
そこにフォーカスして次の試合に臨みたいと思います。
五領淳樹選手(10月19日の共同記者会見より)

ここ3試合勝ちのゲームをサポーターに見せられていません。
ホームのサポーターの前でしっかり勝ちを届けて、笑顔でスタジアムから帰ってもらえるようにしたいと選手みんな思っているので、僕たちはプレーで見せたいです。
開始直後に2失点した宮崎戦を振り返って
ベンチから見ている感じだと相手の方が僕らに対して前からプレッシャーをかけてきていて、それに対してもっと相手をひっくり返すようなボールがあっても良かったと思います。
自分たちのポゼッションサッカーを追求している部分もありますが、つないでいくことが相手にとって逆にハマりやすくなった部分もありました。
そこは割り切って、一回ひっくり返すようなプレーがあっても良かったと思います。
またボールを失った後の切り替えが遅いと思ったので、そこは自分が入った時にスイッチを入れればと思っていました。
なかなか試合のペースを握れない原因
後ろからつないでいくのは相手も分析していて、そこにハメていくディフェンスをやっていくという狙いを感じます。
それをいなすポジション取りだったり、相手の背後を突いていくことで、相手がプレスをかけにくくさせていかないといけないのですが、プレスがかけやすいボールのつなぎ方をしているのが改善点だと思います。
自分の印象ですけど、受けたがっている選手が少なくなっていると感じます。
ミスが怖いのはあると思いますが、それがプレーに出ているので、みんながボールを欲しがるくらいじゃないとチームとして良い連携は出てこないと思いますので、そこを要求したいです。
技術的なところは鹿児島の選手は高いものを持っていると思います。
だからそこじゃない気持ちの部分、ボールを失った後の切り替え、球際の強さをもっともっと1人1人が出して、相手を上回らないと勝てないと強く感じます。
チームの現状に思うこと
7年鹿児島でやってきていて、きれいなサッカーを追求するのはもちろんですが、鹿児島の一番の強みは切り替えの部分だったり、戦う姿勢、泥臭さだと思っています。
その部分が少しずつ見えなくなっているところもあると思うので、最古参である僕がそれをプレーで見せて、引っ張っていけるようにしなければならないと感じています。
衛藤幹弥選手(10月19日の共同記者会見より)

今週の沼津戦はホームですし、しっかり勝たなければいけないと思います。
この前の敗戦で昇格の可能性はだいぶ低くなったと思いますが、可能性はあるので、そこはプロとしてしっかり昇格を目指して一戦一戦、戦っていきます。
この3試合サイドバックとして
自分たち的には、もっともっとサイドチェンジを増やして、広くサイド攻撃を増やしていきたいところです。
サイドから攻撃をしかけていくことで、中央が空いてくるので、そういうところをもっと突き詰めていかなければならないと思います。
相手に対策されていること
どの試合でも研究はされています。
自分たちはつないでボールを前に運ぶことを大事にしているので、研究されていても、そこを打開できる力を持っていると思うので、やっていかなければならないと感じます。
これからのチームに必要なこと
最後まで走り切るというところ、戦うところを全員が前面に出していかないとチーム自体が盛り上がらないし、サポーターも見ていて面白くないと思います。
熱いところをもっともっと出していかないといけないと思います。
ホーム2連戦で迎える古巣熊本戦について
まず沼津戦のことだけ、その先の試合のことは考えずに一戦一戦だと思います。
古巣というところを意識はしますが、まずは沼津戦をしっかり勝って、熊本の連勝を止められるようにしたいです。
クラブ公式YouTube
13:50ごろ 八反丸リハビリテーション病院 presents ネイビースターズパフォーマンス with チアダンススクール生(に参加)
14:25ごろ 場内一周に出発(メインスタンド南側→バックスタンド)
14:45ごろ 始球式にてGK(今日こそ止める!)
14:50ごろ メインスタンド北側にごあいさつ
ハーフタイム 八反丸リハビリテーション病院 presents ネイビースターズパフォーマンス with チアダンススクール生(に参加)
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