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2022.08.11 ホームタウン情報

アカウミガメの卵を見守っています

喜入の人たちにとってはなじみ深いアカウミガメ。
今では絶滅危惧種となったカメですが、鹿児島の喜入の海岸にも産卵に訪れてくれています。
鹿児島ユナイテッドFCでは少しでも産卵がしやすい環境を整えるためのお手伝いとして、監督や選手、スタッフ、アカデミーの選手、クラブ職員が地域の方といっしょになって海岸のゴミや流木を拾い集める清掃活動を行っております。
これはアカウミガメの保護という意義も含めてのことです。

今年も喜入の海岸にアカウミガメの母親が産卵に訪れました。
卵は砂場深くに母ガメによって掘られた穴で孵化の時を迎えるのが自然の姿ですが、波打ち際近くに産んでしまうと、台風や高波によって全滅してしまう恐れがあります。
そのため、保険として一部を安全な場所に移植し、子ガメが孵化して、海に旅立つまでを見守る活動を地域ぐるみで行っております。
これは砂浜が昔に比べやせてしまっており、砂が減少してしまったことで、母カメは仕方なく岸近くで産まざるを得なくなったことが増えた事情などを踏まえてのことです。

昨年10月からナンワエナジー・ユニータで日々のトレーニングを行っている私たちも、かごしま水族館や行政のご協力とご指導のもと、喜入の一員として卵をお預かりすることとなりました。
卵をお預かりする際には写真の通り大嶽直人監督や選手たちが、実際に生まれたての卵をやさしく手で包み、設置された砂場へと運びました。
一匹でも多くの命が海に旅立つことができるように、孵化の時を待つ卵たちを見守ってまいります。

協力

いおワールドかごしま水族館 | ジンベエザメやサツマハオリムシなど錦江湾から南西諸島の生き物500種3万点を展示する鹿児島市の水族館、いおワールド。 (ioworld.jp)

参考

鹿児島県/ウミガメの上陸産卵日本一 (pref.kagoshima.jp)

鹿児島ユナイテッドFC 海の豊かさを守ろうプロジェクト|グローカル・クラウドファンディング (glocal-cf.com)

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