【フューチャーズ】全国知的障がい者サッカークラブ選手権 Jatcoカップ2022(12/10・11)
鹿児島ユナイテッドFCの知的障がい者チーム「フューチャーズ」が静岡県の時之栖スポーツセンターで行われた「全国知的障がい者サッカークラブ選手権 Jatcoカップ」に出場しました。
日付/12月10日(土)
対戦相手/横浜F・マリノス フトゥーロA
スコア/◯4-2(1-0/3-2)
得点者/下鶴掛夢2得点、原良田、新留
日付/12月10日(土)
対戦相手/静岡県選抜
スコア/◯2-0(1-0/1-0)
得点者/下鶴掛夢2得点
日付/12月11日(日)
対戦相手/横浜F・マリノス フトゥーロB
スコア/◯10-0(8-0/2-0)
得点者/下鶴掛夢2得点、原良田2得点、折田2得点、新留、坂本、井上、福原
この結果、3戦全勝で優勝することができました。
また背番号8番の下鶴掛夢選手が得点王とMVPのタイトルを獲得しました。
今大会を運営して下さった皆さま、ありがとうございました。
泉谷光紀 監督コメント
3年前に初めて参加させていただいた大会で、今回2回目の参加となりました。
レギュレーションは、60分ゲーム(30分ハーフ)4チーム総当たりのリーグ戦でした。
初日は、早朝に鹿児島空港から羽田空港まで飛行機にて移動し、その後、新幹線や送迎バスにてグラウンドまで移動しました(感染症対策を徹底しながら)。
選手達は、飛行機等での移動も慣れてきており、スムーズな移動ができました。
宿泊に関しても、4~5人で広々とした部屋で過ごすことができ、選手間のコミュニケーションも3年前に比べると、とても良くなってきていることを感じることができた遠征でもありました。
ゲームに関しては、「全員攻撃・全員守備、60分間ハードワーク」をチームコンセプトとして、ゲームに挑みました。
攻撃では、
①間で受ける
②コートを広く使う(幅と深み)
③テンポとリズムを意識
をコンセプトとしました。
どの試合も、相手よりボールを保持する時間帯を多く作れて、また、立ち上がりの早い時間帯に全試合先制点を奪うことができました。
決定機も多く作れていたので、フィニッシュの精度を上げていくことで、より自分たちのリズムで試合を展開することができると感じました。
守備では、
①粘り強い1対1の対応(間合い、重心、ステップワーク)
②良いポジションを取り続ける(観ておく、予測しておく、ボールの移動中に)
③ボールと逆サイドを意識
をコンセプトとしました。
相手チームの個に苦戦する場面もありましたが、二人目、三人目の選手でボールを奪ったり、相手の攻撃を断ち切ったりすることができていました。
相手のボール保持者にプレッシャーがかかっていないときのラインを下げる準備やタイミングが遅く、前向きにプレーできなかったり、落下地点に入れなかったりすることがありました。
本大会を通して、3試合(180分間)でほとんどの選手がハードワークしていて、チームのために走っていました。
軽率なミスも少なく、高い集中力でプレーできている時間帯も多かったです。
また、今回の大会参加選手のほとんどが、10月に栃木県にて開催された全国障害者スポーツ大会のメンバーであり、栃木大会でのリベンジ、そして、チャレンジする姿勢がウォーミングアップの前段階から感じることができました。
良い準備、最善の準備を尽くすことで「3戦全勝で優勝」という良い結果に繋がったことを再確認できました。
最後に、今年度3月に、岐阜県にて開催されますチャンピオンシップ(全国大会)で優勝できるように、オフザピッチから良い準備や指導を継続していきます。
これからも引き続き、ご協力・ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。