新年のご挨拶
新年おめでとうございます。
旧年は、感染症拡大の影響を受けながらも、徐々にコロナ前の活動が戻り始めました。
8月14日のホーム戦より『声出し応援エリア』を設け、約1,000日ぶりにスタジアムに声援が戻ってきました。ファン・サポーターによるチャントの合唱、手拍子は日を追うごとに大きくなり、ホーム最終戦では7,562人の来場者に最高の雰囲気を作り上げて頂き、勝利をつかみ取ることができました。
私たちがシーズンを通して活動ができ、また、多くの方がスタジアムで安心して応援できるよう、関係各所の皆様には多大なるご指導を賜りました。また、コロナ禍の厳しい経済状況が続いているにも関わらず、過去最多となる451社のスポンサー企業の皆様に、厚い熱いご支援を賜りました。そして、平均入場者数は4,740人(17試合累計80,579人)でJ3リーグでは2位となり、ファン・サポーターの広がりを実感することができました。
シーズンを通して、クラブを支えて頂いた全ての皆様に心から感謝申し上げます。
さらには、鹿児島市喜入地区にトレーニングセンターが整備され、シーズンを通してグランドを安定的に利用することが可能となりました。これまでは転々と練習環境を変えながらの活動でしたが、この整備によって、より集中して充実したトレーニングに臨むことができました。整備に際して多くの皆様のご理解とご協力を賜りましたことに厚く御礼を申し上げます。
このような状況の中、市民県民の皆様に何としても明るい話題をお届けできるようJ3優勝とJ2復帰を目標にしてまいりました。最終戦まで昇格争いを繰り広げましたが、通算結果は、21勝3分10敗 勝点66(得点55 失点39)で最終順位は3位となり、昇格チームとの勝点差は1で昇格を逃す非常に悔しいシーズンとなりました。
2023年は、また新たな挑戦の一年となります。感染症の影響が少しずつ緩和されることを願いながら、市民県民の皆様と喜びや感動を共有するべく、再度、優勝とJ2復帰を目標に戦って参ります。
また、アカデミーやスクール、フューチャーズやネイビースターズの活躍にも是非ともご期待ください。
そして、様々なイベントや地元のお祭りなどへの参加も、感染症拡大の状況を見極めながらも可能な限り積極的に参加していきます。遠泳大会の開催や耕作放棄地の活用など、引き続き我々が出来ることを最大限実施することで、地域の皆様と近い存在のプロスポーツクラブとして活動してまいります。
クラブとして10年目となる本年も「鹿児島をもっとひとつに。」を合言葉に、ALL鹿児島で地域を盛り上げ、鹿児島を全国に発信していきます。
ぜひともご理解、ご賛同頂き、鹿児島から全国へ、そして、世界にまで通用するクラブ創りに、格段のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2023年 元旦
鹿児島ユナイテッドFC
クラブ代表 徳重 剛