2024シーズンJ1クラブライセンス交付決定について
本日、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)より2024シーズンクラブライセンス交付の発表があり、弊クラブにJ1クラブライセンスが交付されることとなりましたのでお知らせいたします。
クラブライセンス決定について
判定結果
1.クラブに対して、J1クラブライセンスが付与されました。
2.クラブに対して、以下の内容の制裁が科されています。2024シーズン使用を予定しているスタジアムである「白波スタジアム」は、施設基準のうち屋根の基準を充足しておらず、当該基準を充足するための計画、もしくは構想を2023年11月30日までにJリーグクラブライセンス事務局に書面で提出すること。
決定理由
1.クラブライセンス交付規則のうちJ1に関するA等級のものを全て充足している。
2.クラブが提出している白波スタジアムの「ホームスタジアム検査表」によれば、スタジアムの観客席は12,544席であるところ屋根で覆われている座席は1,075席であることから、屋根が観客席の3分の1以上を覆っていないと認められ、基準を充足していない。また、「新しいスタジアムの建設着工が確定し、工事の完了によって基準I.09(1)を充足する目途が立っている場合」とは認められない状況であることから、上記の制裁を科すことが相当である。
特記事項
1.クラブは、施設基準について、Jリーグ理事会において例外適用が認められた項目があるため基準を充足したものとなっています。この結果、2024シーズンにJ1に昇格した場合は、2026年6月末までに、場所・予算・整備内容を備えた具体的なスタジアム整備計画をJリーグに提出しなければならない。また、2028年6月末までに工事完了し、供用開始が行われなければなりません。ただし、工事完了・供用開始までの期限については、2028年6月末までに例外申請を行い、これが認められたときには、2032シーズンの開幕の前日まで延長される。
また、トレーニング施設については、2024シーズンにJ1に昇格した場合、2026年6月末までに工事完了し、供用開始が行われなければならない。仮に当該期日までにトレーニング
施設が完成していない場合は、2027年1月末の時点で工事完了し、供用開始が行われる合理的見込みがあることを証明しなければならない。
2.クラブの新スタジアム整備に向けた進捗状況については、Jリーグクラブライセンス事務局が随時ヒアリングを行うものとする。
参考
クラブライセンス交付第一審機関(FIB)決定による2024シーズンJリーグクラブライセンス判定について
クラブ代表 徳重 剛 コメント
平素より鹿児島ユナイテッドFCの活動にご理解とご協力を賜り、有難うございます。
さて、クラブでは、6月30日までに2024シーズンのJリーグクラブライセンスを申請していましたが、【制裁付のJ1クラブライセンス】が付与されましたことをご報告致します。
なお、昨年までと同様に、スタジアムおよびトレーニング施設に関して、猶予期間の例外適用によるライセンス取得となっております。
本年においては、Jリーグより「新スタジアム整備に関する状況確認」が行われました。これは過去に上位ライセンス取得のため、スタジアム基準で定める「改修時にすべての観客席への屋根設置」を免除された経緯があり、その後の新スタジアム整備に向けた構想の進展に疑義が生じたからです。
今回、鹿児島市および鹿児島県より新スタジアムに向けた意向が表明されたことからクラブライセンス交付となりましたが、今後も引き続きの状況確認が行われる予定です。
まずは、ライセンス取得に際して、鹿児島県サッカー協会、ホームタウンである鹿児島市、並びに、活動区域である鹿児島県を中心に、関係各所の多くの皆様に多大なるご協力を賜りましたことに厚く御礼を申し上げます。
新スタジアム整備に向けては、引き続き関係各所と連携を図りながら地域の皆様にもご理解ご協力を頂き、スポーツを通じた鹿児島の発展に貢献できるよう精進して参ります。
また、トレーニング施設については、クラブハウスの整備に向けても現在準備中であり、着実に整備する予定です。
チームは第28節が終了し13勝6分9敗で2位につけており、優勝と昇格に向けて更に強く逞しく猛進して参ります。
今後とも皆様の熱いご声援・ご支援の程、お願い申し上げます。