新年おめでとうございます。

旧年は、５年ぶりとなるJ2復帰を果たす素晴らしいシーズンとなりました。

ホーム最終戦ではクラブ史上最多となる11,978人による大声援が選手を後押しし、桜島をバックにしたコレオグラフィーは鹿児島を世界に発信する素晴らしい光景となりました。

スポンサー企業は過去最多となる522社になりました。平均入場者数は5,904人でJ3では2位となり、2019年のコロナ前J2時代5,785人を超えるなど、ファン・サポーターや支援の輪が広がるのを実感することができました。

また、コロナ禍で延期された「燃ゆる感動かごしま国体・大会」が開催され、ホームスタジアムも改修や制限を受けながらの試合開催となりましたが、私たちがシーズンを通して活動ができ、また、多くの方がスタジアムで安心して応援できるよう、関係各所の皆様にご指導とご協力を賜りました。

2019年に発足した知的障がい者サッカーチーム『フューチャーズ』はトレーニングを重ね、特別全国障がい者スポーツ大会では鹿児島を代表して戦い、全国3位に輝くなど目覚ましい活躍をしました。

さらには、アカデミー出身の野嶽寛也選手や武星弥選手が、トップチームで年間を通して主力で活躍し昇格に大きく貢献するなど、アカデミーやスクールの活動も充実してきました。

シーズンを通して、クラブを支えて頂き、共に戦って頂いた全ての皆様に心から御礼を申し上げます。

今年は、いよいよJ2での舞台です。

我々は2019シーズンに1年で降格し、跳ね返された経験があります。非常に険しく、熾烈な戦いが待ち受けています。

しかしながら、さらなる喜びや感動を共有するべく、ファン・サポーターやスポンサー企業の皆様、関係各所の皆様と一丸となって、今年も共に戦って頂ければ幸いです。

また、これまで以上に様々なイベントや地元のお祭りなどへ積極的に参加し、地域の皆様と近い存在のプロスポーツクラブとして活動してまいります。

クラブとして10周年を迎える本年も「鹿児島をもっとひとつに。」を合言葉に、オール鹿児島で地域を盛り上げ、鹿児島を全国に発信していきます。

ぜひともご理解、ご賛同頂き、鹿児島から全国へ、そして、世界にまで通用するクラブ創りに、格段のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

２０２４年　元旦

鹿児島ユナイテッドFC
クラブ代表　徳重　剛