2024JリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦 試合結果 鹿児島ユナイテッドFC vs 東京ヴェルディ
試合日時:2024年4月17日(水)19:03 KICK OFF
会場:白波スタジアム(鹿児島県立鴨池陸上競技場)
対戦:東京ヴェルディ
結果:0-1(0-1/0-0)
監督 | 大島 康明 |
ポジション | 背番号 | 選手名 | 得点 | 警告 退場 | 交代 |
---|---|---|---|---|---|
GK | 1 | 泉森 涼太 | | ||
DF | 17 | 星 広太 | | 42′ | |
DF | 5 | 井林 章 | | | ▽HT |
DF | 4 | 広瀬 健太 | | | |
DF | 29 | 小島 凛士郎 | | | |
MF | 30 | 木村 祐志 | | ▽68′ | |
MF | 7 | 千布 一輝 | |||
MF | 15 | 井堀 二昭 | | | |
FW | 39 | 河辺 駿太郎 | | ▽75′ | |
FW | 9 | 有田 光希 | | ▽75′ | |
FW | 20 | 圓道 将良 | | ▽59’ |
リザーブ
ポジション | 背番号 | 選手名 | 得点 | 警告 退場 | 交代 |
---|---|---|---|---|---|
GK | 31 | 大野 哲煥 | | | |
DF | 28 | 戸根 一誓 | △HT | ||
DF | 3 | 外山 凌 | | | |
MF | 14 | 野嶽 寛也 | | | |
MF | 27 | 山口 卓己 | | △68′ | |
MF | 35 | 中原 秀人 | |||
FW | 65 | 西堂 久俊 | | △59’ | |
FW | 18 | 福田 望久斗 | | △75′ | |
FW | 92 | ンドカ チャールス | △75′ |
大島康明 監督コメント
ホームで勝って次のステージに進むことが、我々クラブの価値を高めることは選手たちも言っていましたし、私もそう思って挑みました。
そのなかでリーグ戦で勝てていない流れを、勝利で断ち切れなかったことを残念に思っています。
選手たちはしっかりプレーしていましたが、会場に来てくれたサポーターの方々を笑顔で帰すことが私たちの使命ですので、そこには私自身が責任を感じております。
今日の試合での狙い
今までやっている自分たちのプレーモデルに加えて、今回は東京ヴェルディさんの2トップの脇を自分たちがいかに取っていくかを入口としました。
そこからサイドバックとセンターバックの間を狙いました。
プレスに関しては自分たちは連動して奪いに行くことを意識して挑みましたが、失点の形であったり、まだまだ自分たちに甘さがあると感じます。
今日できたこと
プレスであったり、攻撃の入口を作ることはできたと思います。
ただその後で点を取ること、無失点で抑えるところはできませんでした。
前半終了間際の失点について
そこをトレーニングで突き詰めなければなりません。
あそこで止まるようでは、このレベルでは失点をしてしまうと感じています。
後半良くなった理由
攻撃の入口をはっきりするために、作り方を提案しました。
またヴェルディさんは前からプレッシャーに来てくれたのですが、来たものを剥がすのは私たちはある程度得意にしているので、それらが重なりました。
また足がつっている選手もお互いにいましたが、私たちの選手たちはタフですので、量で上回れたと思います。
後半点を取れなかった要因
もっとゴールに圧を加えること、そこに多くボールを送り込む、人が入り込んでいくことです。
それが前半はほとんどありませんでした。
失点してからでは遅いので、そこを試合の入りからやっていければと思います。
小島凛士郎選手について
しっかりやったと思います。
まだまだ若い選手なので、難しいことを覚えるより、彼の良さをピッチで表現する時期です。
そこを見守りつつ、タイミングを見て色々なことを伝えていきたいと思います。
ホーム栃木戦に向けて
サポーターを笑顔で帰さないといけないと思っています。
悔しい思いをたくさんさせてしまっているので、チームで覚悟を持って挑みたいです。
いっしょに闘っていただければ本当にありがたいです。
今日出場した選手たちについて
リーグ戦のメンバーと今日のメンバーという分け方で考えたことはありません。
私たちはひとつのチームです。
今日出たパフォーマンスがリーグ戦で通用するのかが、競争の基準ではありますが、彼らを別のチームと分けて考えるのは難しいです。
次のホーム戦に向けて
ポジティブなパフォーマンスをたくさん出してくれた選手もいます。
ただ結果は私の責任です。
彼らのパフォーマンスとコンディションをしっかり考慮した中で、ベストなメンバーで栃木戦に挑みたいです。
有田光希 選手コメント
結果的に相手の一発で決まったという感じでしたし、プレー精度の細かいところの違いは多く出ました。
そういった点では個人個人思うところがあるはずです。
また練習で改善することと、チームの力になるためにどうすればいいかを1人1人が考えていければと思います。
1トップでの出場について
久々に9番のポジションで出ましたが、やっぱり自分の特徴を一番出せるポジションだと思います。
ゴール前でのシーンは出せたと思いますが、結果のところでシュートが入りませんでした。
僕個人としては点を取るための形は持っているし、それを出せたました。
今日はゴールという結果は出せませんでしたが、次は結果を出せるように練習からいい形を出していきたいです。
最近勝てていないことについて
やっぱり勝つことは簡単なことではありません。
サポーターも勝ちたいですし、相手も勝ちたいです。
そのなかでより強い思いを持てばプレーにも出ると思います
もちろんパスで崩すこともありますが、泥臭いところは試合に出ます。
一歩踏み出すこと、一回の球際の勝負にこだわっていきたいです。
前半のチャンスの場面について
ニアのところに入るのは先週から強く意識していて、チームで共有できていました。
あの場面でも相手より先手を取って入れました。
角度はありませんでしたし、マサ(圓道将良選手)があまり中を見ることなく上げてきましたが、そこはチームとしての意思統一ができていました。
最近は特にそこを意識していて、練習で取り組んでいて、試合でもそういうシーンが増えてきたと感じています。
後半のチャンスの場面について
前半1回、(小島)凛士郎が上げて阻まれたシーンがありました。
今回だけでなく練習中から見ないで上げろと言っていました。
そのボールがどんなボールでも、合わせて決めればナイスボールになるので、そういったことを凛士郎には伝えていました。
相手のディフェンスにギャップがあることは分かっていて、いいボールが来ましたし、難しい体勢からなんとか持っていった感じですが、あれが入りきりませんでした。
どんなボールでも決めきれるようにしなければなりません。
これから必要なこと
もちろん少ないチャンスを決めることもですが、そのチャンスを作るところまででも細かいミスや連携を取れなかったシーンもありました。
チャンスの分母を増やすためにも精度を高める必要がありますし、高めていかないとチームのためにもなりません。
全員が良いところを目指せるように、もっと高いレベルでお互いに要求することが必要だと思います。
今日の収穫
J1の強度を相手にやれたことは良かったというか、強度の違いはなかなか経験できるところではありません。
そのなかでもプレー精度が落ちた場面はあったので、そこは差がありました。
その差を痛感できたことは良かったことです。
J1の基準やレベルを感じられれば、より自分自身も各々も目指すところは高くなります。
今日の試合は結果が出ればもっと良かったですが、次につなげるところはありました。
リーグ戦もですが、普段の練習からも要求が高くなると思います。
ファンサポーターに向けて
現状チームは勝てていません。
なんとか僕自身ゴールを決めたいですし、それがチームの助けになります。
もちろんどんなプレーでもチームを助けられるようにしていきたいです。
リーグ戦に向けて
今日ルヴァンカップでしたが、次のリーグ戦もホームでできます。
前節1人少ない中でも追いついたことはチームとして価値があります。
ただ勝ちには持って行けていないので、次のホーム栃木戦で勝って、前節の引き分けからいい流れに持っていけるように、期間は短いですが前を向いてやっていきたいです。
小島凛士郎 選手コメント
試合に出たらやれるとは思っていました。
やれた部分はありましたが、デビューとかではなく、出たからには次につなげなければならないと思って試合に出ました。
だから試合に勝てなかったことが悔しいです。
個人のプレーを振り返って
守備の1対1、攻撃参加した時に優位に前へ進めいくところ、クロスのところは想定していた通り通用した部分ではあります。
これからはまず90分、最後までパフォーマンスを落とさずに走り切る力が一番必要だと思います。
いいプレーができるだけでなく、ゴールに直結するプレーをもっと増やさなければいけないので、それを修正して成長しなければなりません。
有田選手へクロスを合わせた場面について
あれは僕が得意としている形なので、絶対にこの試合で出したいと思っていました。
練習からいつもアリくん(有田選手)に「ここに俺が走るから信じて出せ」と言われているので、その形がひとつ出せたのは良かったと思います。
J1の東京ヴェルディと対戦したこと
デビューする相手がJ1ということはとてもポジティブなことで、やはり(U-19)代表に行ったことで、上を見てプレーしていかなければならないと思っていました。
そのなかでJ1との対戦だったので、やれるかどうかではなく、やれないといけないと自分に言い聞かせて、やれる上で何ができるかを考えて試合に入りました。
相手のレベルを深く知れたことは良かったです。
東京ヴェルディとの間に感じた差
小さな差の積み重ねをすごく感じました。
取れそうだと思ったところでちょっとかわされたり、決めれそうなところをギリギリで守られたり、色々なプレーで少しずつ上回って、結局それが試合が終わったら1-0で負けているというところでした。
J1との差は少しの球際だったり、少しの積み重ねだと感じました。
今後に向けて
まず自分自身リーグ戦に絡めていません。
これからも練習で日々積み重ねていって、リーグ戦に出て、自分のクロスなどでチームを勝たせられるようにしたいです。
チーム全員で闘うのが鹿児島の良さだと思うので、僕も常に出番があった時にチームに何ができるかを考えています。
もし機会があった時には、チームの勝利に直接貢献できるようなプレーをしたいです。
明日の練習からリーグ戦に向けて準備していきたいです。
最年少ですが関係なく声を出して、みんなに強度を求めて、自分自身に強度を求めてやっていきたいです。
サポーターの声援を受けて
試合前から多少緊張はありましたが、楽しみだと思って試合に入りました。
実際にプレーしてみて、本当に熱い応援があって、とても楽しい時間でした。
はじめて白波スタジアムでユナイテッドの試合を見たのが小学6年生の頃で、ここでプレーしたいと思って数年たって、実際に立ってみて、すごく楽しいなって思いました。
サポーターのチャントについて
聴こえました。
自分のチャントをはじめて聴いたので、すごく嬉しかったです。
もっとこのチャントを聞くためにも試合に絡んでいきたいです。