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2024.05.29 お知らせ

浅野 哲也 監督 就任会見を行いました

本日5月29日(水)、浅野哲也監督就任会見を行いました。

徳重剛 代表挨拶

日頃より鹿児島ユナイテッドFCの活動にご理解ご協力をいただき、本当にありがとうございます。
この度、明治安田J2リーグの17試合が終わりまして、このタイミングで監督を交代して残りの21試合を戦う判断をしました。
これまでの闘い方、現在の順位、そして今後の21試合をどう闘っていくかをクラブと現場で協議を重ねての判断です。
我々は5年ぶりにJ2に昇格して、今シーズン降格することなく、何が何でも残留しなければならないと覚悟して入ったシーズンでした。
その中でのこの判断となりますが、引き続き21試合、まずは残留を果たすことに目標を見据えて闘ってまいります
引き続き、よろしくお願いいたします。

赤尾公 強化部長挨拶

日頃より鹿児島ユナイテッドFCへ多大なるサポートしていただき、誠にありがとうございます。
リリースの通り、第17節の藤枝MYFC戦を終了した後に大島監督を解任し、新監督として8年ぶりに浅野哲也氏を招聘いたしました。
まずは決してこれからの闘いは簡単なことではありません。
そのなかで鹿児島のために、クラブのために、決断していただいた浅野監督に感謝申し上げます。
今現在我々が直面している課題は失点の多さです。
そこをいかに減らしていくかというなかで、私自身も浅野監督とは選手としてもやった経験がありますが、守備の構築に長けた指導者です。
当然、そうは言ってもただ後ろに人数を増やしてただ守るということではありません。
これまで鹿児島ユナイテッドFCが作り上げてきた攻撃面に、もっとベースアップした守備力を融合させることで、我々が目標としているJ2残留、15位以上を必ず達成できると信じております。
改めて、我々のチームスローガンは、We Are The Challengersです。
浅野監督とともにチーム全体として再確認して、今週末のブラウブリッツ秋田戦から、ピッチ上で攻守ともにそういった姿勢を出さなければなりません。
その姿勢を出すこと、で目標達成につながると信じております。
引き続き、チームへのご支援ご声援のほど、よろしくお願いいたします。

浅野哲也 監督挨拶

私にとっては8年ぶりの鹿児島の地です。
子どもみたいですが、非常に心がワクワクしております。
まずは徳重代表をはじめ、赤尾強化部長、クラブスタッフの皆さま、今回の就任にご尽力くださった皆さまに感謝を申し上げます。
そしてこれまで指揮を取られた大島前監督、この7年半の鹿児島での実績と指導に対して、敬意を表したいと思います。
私に課せられたミッションは、非常に重いものだと感じております。
残り21試合、このクラブの目標のために、私だけではなくスタッフ、選手たち、そしてサポーターの皆さま、一体となって、目標を達成するために全力で闘っていきたいと思っております。
私自身はこのオファーを受ける前まで愛知県のwyvern(ワイヴァン)という東海リーグに所属するクラブで、トップチームにも関わってはいましたが、アカデミーダイレクターという結果よりも育成、選手を育てる方に力を注いでおりました。
この鹿児島のミッション、結果がすべてのこの世界に入っていくことは、私自身も本当に大変な決断でした。
私自身もチャレンジしないと到底このミッションは達成できないという覚悟で、この鹿児島の地を踏みました。
徳重代表の仰る通り、絶対にこの目標を達成する気持ちで精進して参ります。
赤尾強化部長からもありましたが、私の哲学は「良い守備から良い攻撃」を掲げています。
もちろん大島監督が作り上げたこのチームは、内容を見れば決して悲観するような内容ではありません。
ただ結果だけ出ていない、そういうなかでの監督交代ですから、もしかしたら選手たちにも戸惑いがあるかもしれません
私自身、掲げるサッカーは基盤としてありますが、この短期間で大幅に変えることは得策ではないと感じております。
ひとつ私の守備をプラスすることで、結果につなげられればと思っております。
選手たちにもそれはアプローチはしておりますし、結果をしっかり求めていきたいと思っております。
皆さま、特に今週のホームゲームにご期待いただければと思います。
ぜひ、よろしくお願いします。

質疑応答

浅野哲也監督への質疑応答から抜粋


久しぶりの鹿児島の雰囲気について
この地に降り立った時に8年ぶりでしたが、なんか「帰ってきた」という思いが強かったです。
もちろん色々と見渡して景色や町並みが変わっているところもありますが、それ以上にすごく「変わっていないな」と感じました。
クラブスタッフも含めて街の人も「鹿児島だな」という雰囲気を感じました。

鹿児島ユナイテッドFCをどの程度見ていたのか
少しどころではなく常に考えていました。
もちろん私から三浦監督になってから数多くの監督がこの鹿児島のためにご尽力くださったこと、選手たちのがんばりでこの位置にいますし、私がいた時よりもさらにクラブとして大きくなったと感じております。
この発展に私がどれだけ関わったかは分かりませんが、非常に嬉しく感じています。

今のユナイテッドの長所
やはり大島監督が作り上げたチームであり、攻撃的な色が出ています。
そういう選手もしっかり育てられていると思いますし、チーム自体もそういう傾向があります。
おそらく今シーズン結果という面では出ていないということですが、内容からすると勝ってもおかしくないゲームがありました。
見ているサポーターの方たちは、おそらく決して悲観して見ていたわけではないのではないかと思っております。

失点を減らすために必要なポイント
多くのことは時間がありませんので徐々に植え付けていきますが、原理原則を抑えることです。
特に守備の面では失点させないための色々なエリアでの守備の戦術、特に個人戦術が大切です。
また精神的なアプローチもありますが、球際、切り替え、身体を張った守備、相手を自由にさせない、シュートを打たせない、足を止めない、基本的なことですが、どこかでそれがおろそかになることで失点するカテゴリーです。
そういうところを一番にアプローチしております。
今日もそういう部分を落とし込んだつもりです。
ただ時間がありませんので、そういった意味では選手たちがどれだけ感じて、受け入れてくれて、プレーに出してくれるかが週末のゲームに出てくるのではないかと思います。

チームの雰囲気
選手たちに緊張感はあります。
大島監督が退任したことに対して、責任を感じながらプレーしていると思います。
また私に対しても真剣な目を向けてくれています
プロとして声をかけながら、wyvernで培った「選手を見る」ことを実践して鹿児島の選手を見ながら務めていきたいです。

監督就任を決めた理由
wyvernでは育成をしっかりと学びたい想いでしたが、ただこういうトップのカテゴリーにチャレンジしたいという想いはありました。
実は育成部門に携わっている時にもオファーをいただいたことはありましたが、まだ育成に携わりたくて続けてきたところがあります。
ただ年齢的にも最後かもしれないと思うチャンスを鹿児島からいただいたので逃したくないのが理由になります。
今の状況は私がいたクラブの状況と今の状況はかなりの違いがあると思います。
簡単にはいかないという想いもありました。
それでも自分自身がさらに成長するために、そしてこの思い入れのある鹿児島ユナイテッドFCが目標を達成するために全力を尽くしたい気持ちがあったからこそ、私自身も悩みましたが、この決断を、覚悟を持って下しました。

具体的な目標
やはり目標は(J2)残留です。
ただ実は自分の中ではそこではなく、もっと上を目指したい想いがありますが、それを踏まえた上で残留を決めたいです。
クラブの状況と、私が呼ばれた理由は残留にあります。
ただ私としては残留で満足することなく、少しでも順位を上げるところまで行きたいと思っています。
多くを言うと結果に影響するかもしれませんので、まず今は残留を目標にしております。

サポーターへのメッセージ
まずはこの鹿児島ユナイテッドFCへ戻ってこれたこと、オファーに感謝をして熱いサポーターの方々と闘えることに喜びを感じております。
ただ今の置かれている状況を考えると必死で戦わなければならない状況です。
サポーターの皆さまの後押しは本当に力になります。
我々といっしょに闘って欲しいですし、闘ってくれると信じています。
時には厳しい目で見ていただいて結構ですので、みんなで目標を達成したいとサポーターの方々にはお伝えしたいです。

赤尾公強化部長への質疑応答から抜粋


浅野監督就任を考えたタイミング
過去の経験からも常にそのような可能性は、想定しながら考えて情報は集めております。
今の我々が直面している、なかなか結果に結びつかない面として失点数、開始15分以内での失点の多さ、17試合中15試合先制されていること、クリーンシート(無失点)が1試合というところを改善しなければ生き残っていけないというところで、総合的に浅野氏だと判断しました。
やはりクラブ愛、鹿児島愛を当時から本当にお持ちの監督だったので、当然私情は挟まないことは前提ですが、考えていました。
残り試合数も限られているこの時間の中で、必ずこのチームを立て直していただける監督だと信じております。

選手時代に浅野監督と接して学んだこと
ひとつに絞るのは難しいくらいたくさんのことを学ばせていただきました。
誰一人さぼらせることなく組織的にチームを構築していただける方です。
今いる選手、スタッフをひとつにまとめて強い鹿児島ユナイテッドFCを作り上げてくれると信じていますので、私自身も最大限のサポートをして目標達成をしたいです。

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