鹿児島ユナイテッドFCフューチャーズが参加している、知的障がい者サッカー九州リーグの第1節が行われました。

日時／10月2日(日)11:00
対戦相手／FID福岡
会場／ビーラインフットボールセンター姶良
スコア／○15-0(7-0/8-0)
得点者／下鶴掛夢5得点、折田4得点、原良田3得点、福原、下鶴日楽、坂本

泉谷光紀 監督コメント

知的障がい者サッカー九州リーグ第1節、
「90分間、全員攻撃・全員守備」をゲームコンセプトとしました。

攻撃においては、
①パス&コントロール&サポートの質（相手の立ち位置に応じて）
②間で受ける（相手と相手の）

守備においては、
①ボールと逆サイドを意識（観る、観ておく）
②縦ずれ、横ずれを素早く（スリーラインをコンパクトにしながら）
をテーマとし、試合に挑みました。

本日の試合は「90分ゲーム」ということで、ほとんどの選手が経験したことのない試合時間でした。
しかし、1試合を通して、足をつったり、怪我をしたりする選手が一人も出ず、90分間、タフに闘い続けてくれました。

攻撃に関しては、前後半それぞれの開始5分、残り5分で、合計5得点取れたことは、集中力を切らすことなくプレーした結果、相手の隙をついたり、自分たち良さを表現できて良かったです。
県社会人リーグでは、ゲームの入りやゲームの終わり方に課題がある試合もあったので、その点は改善できていました。
ただ、ビルドアップ、サイドチェンジ、ラストパスの質やフィニッシュの精度に関しては、もう少し精度を上げていくことが課題となりました。

守備に関しては、前半は相手シュートを0本に抑えることができていましたが、後半に、隙をつかれ2本のシュートを打たれてしまいました。
攻撃する時間が長くなるにつれ、守備への意識が薄れてしまい、攻撃から守備の切り替えが遅くなったり、相手状況におけるポジションニングが悪かったりしたことが課題となりました。

ゲーム全体を通して、無失点、そして点差関係なく次のゴールを目指してプレーする姿勢は、素晴らしかったです。
11月27日（日）は、第2節が福岡県で開催されますので、チーム一丸となって勝利し、全国大会への出場権を掴み取ります。
引き続き、ご声援のほどよろしくお願いいたします。