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2022.12.26 選手・スタッフ情報

アントニオ ダニーロ ヒデキ 上原ポルトガル語通訳(アシスタントマネージャー)退任のお知らせ


この度、アントニオ ダニーロ ヒデキ 上原 ポルトガル語通訳(アシスタントマネージャー)が、2022シーズン限りで退任することとなりましたのでお知らせいたします。
なお、2023シーズンよりV・ファーレン長崎の通訳に就任することが決定しております。


アントニオダニーロヒデキ上原 ポルトガル語通訳(アシスタントマネージャー)

  • 生年月日:1989年8月9日(33歳)
  • 出身地:ブラジル


コメント

この度、5年間働いた鹿児島を離れて長崎に行く事になりました。
思えば4年前の2月の初めに名古屋駅のカフェで登尾GMと面接したのが鹿児島との最初の馴れ初めでした。
そして鹿児島キャンプの途中から練習に参加して右も左もわからず通訳としての壁にぶち当たってこんなにも通訳は難しいんだとこのままじゃダメだと思ったのが通訳としてのスタートでした。
あれから5シーズン。鹿児島で通訳として働いて徐々に自分の中での意識も変わっていきました。
1年目は、気付いたら周りの選手、スタッフの皆さんにJ2に昇格させてもらっていました。
2年目は、鹿児島の初めてのJ2のシーズンに参加出来て通訳としての手応えは感じたけど最後の最後に悔しい降格。
3年目は、初めて3人のブラジル人選手を相手にしながらコロナ禍に突入。
選手の手術もあったり選手のメンタルケアが本当に大変な1年でした。
4年目は、初めての外国人監督体制でのスタート。
初めて通訳の同僚も出来ました。
しかし、監督の交代もあって難しいシーズンに。
スタッフとしてもチームを引っ張らないとダメだと責任感が芽生えた1年でした。
そして5年目の今年。新たに直人さんが監督となってチームとしての結果は出ていました。
通訳としては初めての選手の奥様の出産等でまた一つ通訳としての幅が広がったけど、またあと一歩で昇格を逃してしまいました。
鹿児島に居た5年間苦しい事が多かったですが、その分楽しい思い出も沢山出来ました。
特に一緒に戦った10人のブラジル人選手達。
個性豊かでそれぞれが僕を通訳として本当に成長させてくれました彼らには本当に感謝しています。
その彼らそして鹿児島の為にも鹿児島にいる間は自分の全てを注ぎました。
それでも、なかなかブラジル人選手の結果が出ず毎年本当に歯痒い気持ちでいました。
でもその気持ちがあったからこそ毎年更に通訳として成長しようという気持ちになれたのかなと今では思います。
通訳として右も左もわからない中でも自分を信頼して契約してくれたクラブの力になりたかったからこそ、本当に色々学びクラブの力になれる通訳以上の通訳を目指していました。
しかし、今回それ以上に新たな挑戦に自分の力を試してみたい気持ちが最後は勝りました。

一つ言えるのは、鹿児島は僕の第二の故郷になったと言う事です。
2018年に鹿児島に行くかどうかを悩んでいた自分。
決断して何も知らない土地でもあった鹿児島に行った自分を本当に褒めてあげたい。
そして、ついてきてくれた奧さんには感謝しかないです。
鹿児島という地は自分を父親にしてくれた地でもあります。
2021年の宮崎戦のカヤのゴールで選手の皆さんと一緒にやったゆりかごは一生忘れない僕の宝物です。
そして今では、僕が鹿児島を出る事を悲しんでくれてそれでも背中を押ししてくれる人も沢山出来ました。
これからも自分の実力を磨き続けて、どこでも通訳として働けるように精進していきます。
最後に、鹿児島でお世話になったクラブ職員、歴代の選手、スタッフの皆様、共に戦ってくれたサポーターの皆様。
そして鹿児島で出来た大切な人々。皆様に感謝しています。
本当にお世話になりました。

また鹿児島の地を踏む時に更に成長した自分を見せられるようこれからも頑張ります!!
同じ九州にはなるので、これからも応援して頂けると幸いです!
5年間本当にありがとうございました!

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