DAZNに入会+ユナイテッドFCの試合を視聴してクラブを応援しよう!

ホームタウン情報

  1. ホーム
  2. お知らせ
  3. 令和4年度じんけんスポーツ教室を行いました
2023.02.19 ホームタウン情報

令和4年度じんけんスポーツ教室を行いました

2月15日、田上裕応援リーダーが天城町立兼久小学校を訪れ「じんけんスポーツ教室」を行いました。
この事業は鹿児島県、鹿児島地方法務局、鹿児島県人権擁護委員連合会の三者からなる鹿児島県人権啓発活動ネットワーク協議会との連携事業で、2015シーズンから行っているものです。
今回ははじめての離島開催として、徳之島で実施されました。

当日はあいにくの雨のため、体育館で全校児童51名を上級生と下級生に分けての実施となりましたが、限られた時間スペースのなかでも児童は笑顔で楽しみながらメニューに取り組んでくれました。
ウォーミングアップ、反応ゲーム、ウォーキングサッカーのメニューのなかで田上リーダーは「常に集中すること」「まわりを見回し注意を払うこと」「助けが必要な仲間がいないか気を配ること」を訴え続けました。

上級生下級生へのサッカーの実技指導に続いては人権講話を行いました。
児童たちは熱心に話を聞いて、質問を通してさらに多くのことを吸収しようとしてくれました。
毎年この機会を設けてくださる関係者の皆さま、ありがとうございました。

田上裕応援リーダーによる人権講話要旨

自身がプロサッカー選手としてプレーする中で、外国籍選手に対して日本語で言っても伝わらないのでつたなくても英語で伝えようとしたり、ゼスチャーで伝えることでコミュニケーションを取ってきました。
ピッチ上で選手として大切にしてきたことは、やりかえさないことです。
激しくぶつかって痛い思いをするけれど、それでやり返してしまったら、相手も同じことを思うはずです。
笑って「大丈夫だよ」と言うこと、それが誰も傷つけず自分も幸せになるために大切なことです。
常に相手のことを思いやってコミュニケーションをはかるのがサッカーでした。
そのサッカーの世界で、自分は思いやりの心を持って生きることで、お金で買うことのできないたくさんの友達ができて、たくさんの経験をすることができました。
1人1人が生まれながらに自由に思い、生きる権利が人権です。
自分の人生は自分が主人公なのだから、夢を持つことも自由。
サッカー選手以外にもたくさん夢があって、野球選手や保育士やF1ドライバー、それから俳優とかモデル、美容師、、、この髪型なのにって笑ったでしょ。
夢を持つことは自由であり、誰に何を言われても関係ありません。
自分自身が絶対に叶えられると信じて欲しいです。
そしてそんな自分を支えてくれる人たち、家族、友達、先生、みんながいるのだから、身近な人を大切にして、毎日を楽しく生きて下さい。

この記事をシェアしよう!