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2024明治安田J2リーグ第20節監督・選手コメント

浅野哲也 監督コメント

今日もありがとうございました。
この天候にも関わらずたくさんのサポーターの方がこのスタジアムに来てくださって、本当に熱い声援を送っていただいたことにまず感謝をしたいです。
また報道関係の皆さまにもこれだけたくさん来ていただいて、色んな方のパワーがピッチにあふれていた試合でした。
前半の我々は、相手の特徴であるボールの動かし方に苦戦しましたし、あまりいい内容ではありませんでした。
皆さまもそう感じていたと思います。
普段は怒らないのですが、ハーフタイムでは僕自身も昔を思い出すように喝を入れて、細かいところはコーチ陣と話をして後半に臨みました。
選手たちが後半は目の色を変えてボールを追いかけてくれて、激しいプレーをしてくれました。
後半も相手にチャンスがありましたし、やられてもおかしくないシーンもありましたが、少しずつですが選手の熱量で我々の方に勢いをもたらせたと思います。
交代で入った選手2人が見事に決めてくれたので、この逆転勝ちはこの先、少しですが希望が持てる試合だったと思います。

4月の栃木SC戦以来の勝利について

失礼ですが、僕自身はそのころは関わっていませんので言及できないところではあります。
ただ僕自身は過去がどうこうではなく、眼の前の試合しか考えておりません。
今日は鹿児島を率いてはじめての勝利ですので、また色々な想いはありますが、すぐに切り替えなければなりません。
次の大分トリニータ戦ですが、大分には天皇杯で負けております。
今度はリーグ戦ですが、同じ相手に2回負けたくはありません。
今は大分戦に向けて準備をするだけで、これからもその繰り返しだと思います。

有田光希選手のゴールについて

有田に関しては水曜日の天皇杯でもいいプレーを出してくれていました。
中二日というタイトなスケジュールでしたが、どこかのタイミングで、点が欲しい時に使いたいと思って今日はベンチに入ってもらいました。
彼も結構疲労が残っていて、長い時間は難しいと思いましたが、彼の得点感覚に期待をしていました。
その通りに(外山)凌のクロスも良かったのですが、あそこに彼がいるという、得点を取るための感覚が出たと思います。
もちろん他にも良い選手はたくさんいますし、チーム全体としていい方向に向いていると思います

井林章選手のゴールについて

イバ(井林章)の良さです。
ヘディングはおそらくチームで1番というくらいタイミングが良いです。
また入ってきたボールも良かったです。
彼も大分戦でもプレーしていますが、途中から出てきて、ああいう展開で決めきる力は頼りになるのが正直なところです。
もう少し長い時間プレーさせることも考えた上で、今日はベンチからにしましたが、もともとスタートで出る選手だと思っています。
そういう意味では彼もディフェンダーですが、得点という形で結果を残せたことは、僕もですし、彼も嬉しいと思います。

試合の入りに意図したこと

相手はボール支配率が高いチームですので、ある程度ボールを握られることは仕方ないと思っていました。
そういうこともミーティングで出してしまったことで、選手たちが構えてしまった要因だと思います。
これは私が原因です。
ただやはり恐れずボールを奪いに行くことが前半はできませんでした。
もしかしたら立ち上がりからその姿勢を出せていれば、我々のペース、闘う雰囲気が1試合通して出せたかもしれません。
前半を1失点で終えて、ある意味でラッキーだったなと思います。
そういう想いと我々が本来やるべきサッカーを半分だけでもできたことと、結果を出せた点において、選手たちがよくがんばってくれたと思います。

ハーフタイムに伝えたこと

我々はチャレンジャーなので、全力で戦わないと試合になりません。
全力というのは走ることや球際で闘うこと、あらゆる部分で全力を出さなければなりません。
もちろん相手のビルドアップやつなぎが上手な事は分かっていますが、前半は構えてボールを見てしまう時間が多くありました。
やられてもいいから前に行こうよという意味を込めて強い口調で選手たちに伝えました。
ただ私に言われて実践しているようではだめで、選手たちがピッチに入った瞬間からそれを体現してくれないと結果は続かないと思います。
普段の練習からもう1回徹底して、我々のやるべきことを整理して次の試合に臨みたいと思います。

初勝利の喜び

喜びというよりはホッとしたのが正直なところです。
我々は勝ち点を取っていかなければならない状況ですし、勝つ喜びというより、勝ち点をつかんだ安心感です。
特にホームで勝ち点を取れたことに対する安堵感が正直なところです。
もちろんはしゃぎたいですし、選手たちとも喜びを分かち合いましたが、やはり私の仕事は勝ち点を稼いでいくことです。
しっかりと切り替えていきたいです。

選手交代の意図

有田に関しては点が欲しい状況でしたが、少しずつ後半の途中ぐらいから相手を押し込めていました。
本来は前半もっと勇気をもってゴール前にボールを入れたり、シュートを打って欲しかったのですが、そこがほとんどありませんでした。
もちろんンドカ(チャールス)のように高さのある選手もいたなかでクロスが入ることも少ないと思ったので、有田を入れて明確に有田を狙うクロスを多くしていくことで、ひとつゴールを取るチャンスにつながったと思います。
イバについては、彼のセットプレーの強さにも期待して、その通りになってびっくりはしています。
今日本当は広瀬(健太)とどちらをスタメンで起用するか迷いましたが、コンディション的に広瀬と判断しての起用でした。
そのなかであの時間帯、数分で彼の良さを出してくれたことを評価したいです。

鈴木翔大選手を左に移した意図

彼は前のポジションであれば真ん中だけでなくシャドウ的なところも両サイドでもできますし、彼もやると言っています。
何と言っても走れる選手ですし、彼の高さと得点感覚もピッチに残したかったので、ああいう形にしました。
彼も納得して、しっかりやってくれました。

次の大分戦に向けて

大幅な上積みは難しいですが、我々がどうするかが大事です。
今日のように腰の引けた守備だと難しい展開になります。
チャレンジャーとして全力でぶつかっていかないと我々は何も得ることができないことを、少しずつですがもっともっと浸透させていきたいです。

井林章 選手コメント

いいボールが来ましたし、自分はセットプレーの高さを持ち味としているので、しっかり結果として残せたことは良かったです。
相手の守備がゾーンではあるので、ゾーンの隙間を狙って、点で合わせることができればゴールに行けると思っていました。
それが本当にそうなったので良かったです。

途中出場する際の指示

特にかけられた言葉はありません。
あの状況のなかで自分がしなければならないことは、試合を見ながら想像していました。
実際にピッチに立った時に、思ったとおりの相手のプレスのかけ方や、相手がどういう姿勢で試合をやっているかに対して、すぐにフィットしました。
それで早い時間に同点に追いついて、逆転につなげることができたと思います。

浅野監督になってからの変化

守備のベースの部分が基本的なところですが、闘うところ、球際、もう一歩もう半歩寄せることを、徹底的に練習中からずっと言われています。
これは変わってきていると思います。

今日の勝利の意味

ホームですし、勝たなければならない相手ですし、まちがいなくこの勝ち点3は大きいものであることは間違いありません。
ただ正直、相手が数々の決定機を外したこと、味方のビッグセーブで失点1でこらえたからの結果です。
まだまだ見つめ直さなければならない試合でした。
今日の結果がシーズンにとってどのような意味を持つのかは、正直終わってみないと分かりません。
ただ弾みになる試合となったことは間違いありません。
シーズン前半はなかなか勢いが出せませんでしたが、これが良い方向に向かうきっかけになればと思います。

次節に向けて

シーズン前半戦は取れなかった勝ち点を後半は上積みしていかないと、まちがいなく残留できません。
際どい部分でのこだわりを見せて、勝ち点0を勝ち点1に、勝ち点1を勝ち点3に持っていけるような試合を増やしていかなければなりません。
練習からもう一度引き締めていきたいです。

有田光希 選手コメント

(外山)凌からいいボールがきました。
凌とは練習からタイミングとかお互いに合うなと話をしていましたが、その形を試合で出せてよかったです。

試合に入る時の狙い

1点ビハインドの状況ですが、入ったからにはゴールを狙っています。
あのゴールは凌からのいいボールでしたし、それまでもチャー(ンドカ チャールス)や(鈴木)翔大ががんばって走ってくれていて、全員がチームのために闘っていました。
今日は僕がゴールを決めましたが、僕は最後のところでさわっただけですし、まわりのみんなのおかげで今日の試合を勝てました。

今シーズン初ゴールについて

なかなか試合に出られない状況はありましたが、自分のコンディションには自信を持っていました。
試合でああいうボールが来たら決められる自信もありました。
その場面が来るか来ないかは試合にならないと分かりませんが、いつどのタイミングで来ても、結果を出すために準備することを普段から心がけていました。
それが今日チームを助ける形で出せてよかったです。

久しぶりに出場したことについて

出ている選手それぞれに特徴があります。
それをどう選ぶかは監督やコーチ陣の仕事です。
僕としてはできないところ、足りないところをやるというよりはいかに持っている長所を出せるかだと思います。
それはゴール前の仕事ですし、練習からシーズン通して出していることです。
今日は試合で出せましたし、ルヴァンでも惜しい形がありましたが、試合に出られれば点を取れるという自信があります。
それを今日出せて良かったです。

ベンチで見ていて感じたこと

うちの特徴としてドリブルで押し込んだりはできるのですが、その後が続かないところがあります。
今日の1点目を取った時のように、シンプルなクロスもあります。
割り切るという表現もおかしいですが、緩急というか相手が慣れていないタイミングでのクロスやシュートを増やしてもいいと思います。
そうすればより今日の(福田)望久斗やマサ(圓道将良)のドリブルももっと活きてくると思います。
チームとして幅も広がるでしょうし、練習から出し手も受け手も要求して、いい場面を増やしていきたいです。

J2通算50ゴールまであと1ゴールに迫ったこと

まわりに言われて気づくというくらいでした。
個人的には意識していませんし、今日は1点決められましたが、これが1点だけでなくもっと取っていければ僕個人としてもチームの助けにもなります。
そのためにももっと点を取っていければと思います。

今日の勝利の意味

引き分けが続いているなかで今日は勝てましたが、その勝ち点1の積み重ねが重要でしたし、無駄になりませんでした。
もちろんここで勝てずに引き分けているだけだと残留圏に届かなくなるところですし、今日は本当にいい形でホームで勝てました。
ただ今日は良かったですが、また気を引き締めて、シーズン残りに向けてまた積み上げて、勝っていけるように全員で準備したいです。

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