【営業部】「子どもたちは誰でも観戦機会を…part3」
皆さんこんにちは!営業部の禧久(きく)です。
ホーム戦や天皇杯予選のあったGWも終わり、皆様いかがお過ごしでしょうか?
五月病にも気をつけながら、サッカー応援で日頃のストレスを発散しましょう!
さて、チームのほうは調子が上がってきて、5月10日現在6位につけております。
ここ数試合はクリーンシートも続き、しっかりとした守備から先制点を決めるかたちになってきています!
更にホームでは未だ負けておりません。皆さんの熱い応援が選手達を後押ししていることにクラブ一同感謝しております。
一方、その応援が5月14日から日常に戻ります。声出しもですが、マスク、座席、ファン対応など、全てコロナ前の状態に戻ります。
とはいっても、疾患を持っている人には引き続き脅威であることに違いはございません。
皆さんも日頃から感染対策に取り組み続けましょう。
ところで、過去のブログ等でも発信しているので、ご存知の方も増えてきていると思うのですが、今季も児童養護施設や、障がい者施設、療育施設、特別支援学校等の子ども達を招待しようと、クラブの営業部中心に動き出しています。
6年前から取り組んでいて、昨季もたくさんの子どもたちがスタジアム観戦に訪れました。
『児童養護施設』とは…
児童福祉法に定められた児童福祉施設であり、鹿児島県内には14か所ございます。
保護者のいない児童、虐待されている児童、その他環境上養護を要する児童を入所させて、これを養護し、あわせて退所した者に対する相談、その他の自立のための援助を行うことを目的とする施設です。
(参考)児童福祉法第41条
『応援バスツアー招待企画』とは…
様々なスポンサーさんのサポートの元、事情があって施設での生活をしている子供たちが、一日遠足のような雰囲気の中、みんなで大型バスに乗って、スタジアム近くのラーメン屋さんで食事し、その後スタジアムグルメも楽しみ、大好きなサッカー観戦をするという、すごく充実した一日を過ごします。
子供たちみんなが一緒に外食することも楽しいでしょうし、プロのJリーグの試合を観戦する事で明日への活力や、夢を持つ事に繋がるようで、毎年心待ちにしてくれています。
実際数十人分のチケット代や大型バスのチャーター代、お食事代を含めると、1施設招待するのに、かなりの費用がかかってしまいます。
クラブとしても全てを賄いたいところですが、現実、係る費用を考えると難しいのが実情です。
そのようななか、多くのスポンサーさんが、この主旨にご賛同いただき、快くご協賛してくださります。本当に感謝しかございません。
『昨季の招待実績』
■児童養護施設、特別支援学校、障がい者施設、療育施設等 13施設 計398名ご来場
■ご協賛してくださったスポンサー数 18社
とあるスポンサーさんは、この児童養護施設の子ども達の応援バスツアーに、あえて新入社員研修の場として丸一日アテンドをさせることもしました。
奄美の施設だったのですが、早朝、大型バスと一緒にフェリーターミナルに迎えにいき、朝食の段取りや準備、科学館での引率。昼食の段取り、そしてスタジアムでの引率をして、
最後、フェリーまでお見送りをされました。大変貴重な経験になったとの事です。
クラブは素敵な試合を…。子どもたちは、その試合を観戦したい!それに係る費用をスポンサーさんが支える!といった、素晴らしい三角関係で児童養護施設等の子どもたちに観戦機会を提供しています★
お父さんやお母さんに、『サッカーの試合を観に行きたいから、連れてって!』
そんな願いさえも叶わない子どもたちが現実にいます!
私にも子どもがおりますが、様々な背景を想像すると、胸が痛くなる想いです…。
鹿児島ユナイテッドFCは、どんな子どもたちにも、夢や希望を与え続けていくつもりです。
娯楽に乏しい施設の子たちは、サッカー観戦後、施設に戻りみんなでサッカー遊びをするらしいです。すごく純粋で、なんともいえない光景ですよね。
このブログをご覧になっているスポンサーの皆様!生まれや、住む環境の違い、大人の事情で、子ども達の過ごし方に差が出てはいけません!少額でも構いませんので、子ども達への招待企画にご賛同してくださるとすごくうれしいです。
鹿児島ユナイテッドFCと共に、未来ある子ども達に一緒に手を差し伸べましょう!
鹿児島ユナイテッドFC×スポンサーの皆様と共に…
鹿児島ユナイテッドFC
営業部 禧久 広貴