【アカデミー】「怪我をしないために」
みなさん、こんにちは!
アカデミートレーナーの渡辺です!
私の主な仕事は、選手が怪我をしないための予防、怪我をしてしまった選手の治療やスポーツ復帰するまでのリハビリをサポートしています。
怪我をしてしまうと気分も下がりますし、スポーツをする貴重な時間も失われてしまいますよね…。
今回は“怪我をしないために“ということに焦点をあて、育成年代において私が改めて大切だなと感じることを2つお伝えしたいと思います。
①様々な運動をする
一度はやったことがある鬼ごっこや木登り、体操、バスケ、野球などこれらには「走る」「登る」「回る」「跳ぶ」「投げる」「打つ」など様々な運動が詰まっています。
極端な話になりますが、目先に岩がある一本道があるとします。
直線しか走ることができない人がここを走ると、当たり前ですが岩にぶつかって怪我をしてしまいます。
この人が「跳ぶ」という運動を覚えていたら、走りながら跳んで岩に当たらず怪我をせずに済みます。
このように1つの運動をプラスで覚えているだけで、怪我が回避できる可能性が広がります。
なので、このような運動を特に小学生・中学生の頃にたくさんして、貯蓄しておくことがものすごく大切です。
②食事・休養・睡眠
何をするにしてもエネルギーがなければ体は動きません。
そして、その使われたエネルギーを回復させるには、とにかく食べることです。
また、野菜・お米・肉・魚・フルーツなど色々なものをバランスよく食べることはもちろん大切ですが、まず「量」を食べることが何よりも大切です。
色々なものを食べてるけど、少量しか食べれないとなると、体は回復もしづらく、大きくもなりません。特に鹿児島では練習で車での移動が長くなるケースが多いので、そのような時に補食を持っているだけでかなり変わってくると思います。
そして、同じくらい大切なことが「睡眠」です。
体は寝てる間に特に成長しやすくなります。「寝る子は育つ」これは本当にそうだと思います。
また、睡眠時間が8時間未満になると、怪我をするリスクが高まるということもあります。
なので、スマホが日常生活から切り離せなくなっている中でも、うまく自制して最低8時間は睡眠時間を確保したいところです。
私が日々サポートをしている中で、以上の2つができている選手は怪我をしづらい、怪我をしたとしても治りが格段に早いという印象を受けます。
今回お伝えしたことは基本的なことのように思えますが、本当に大切なことです。
これはこのクラブに関わる方だけでなく、鹿児島県全体の子どもたちに伝わってくれると嬉しいです。
長くなりましたが、読んでくださった方ありがとうございました!
余談ですが、鹿児島は本当にご飯が美味しくて、自然もあって最高です!
鹿児島ユナイテッドFC
アカデミー 渡辺 奏太