2022明治安田生命J3リーグ第2節監督コメント
まず最初に不運な失点がありましたが、選手たちの心の準備、プレーの準備、スタッフのモチベーションを上げるしっかりした準備により、最後まで諦めずプレーを集中させたことで、勝ち点3が取れたことはありがたいです。
スタッフ、トレーナー、フロントスタッフ、色々と関わるすべての人に感謝しています。
それがあって選手のパワーになってつながりました。
観ているお客さまにもハラハラしたかもしれませんが、また観たい、また来たいと思えるサッカーができたと思います。
また次もこういう試合ができるように準備したいです。
立ち上がりの内容について
相手が自分たちに対して準備していて、そのなかでも私たちが主導権を握れてゲームに入れたのは大きかったです。
もちろん質やタイミング、攻撃に入るところのスイッチはまだまだです。
それでも後半も集中しながら攻撃しながら耐えるところ、リスク管理のところも非常に集中できてそれが勝利につながりました。
2試合続けて先制された影響
あれは相手のシュートがすばらしかったですが、崩された訳ではありません。
あのシュートをリスペクトして、逆に次に向かって切り替えて、選手たちのなかでゲームをコントロールしながらストロング(長所)を出していけたのは大きかったと思います。
逆転勝ちできたこと
これは本当に選手たちのメンタル的なところが強かったのと、タフな試合を乗り越えていくことが非常に私たちにとって大事なことです。
どの試合も、楽な試合はないので、ここを勝ちきり、一点差をものにすることで、チームとしての成長につながります。
選手にとっても自信になったでしょうし、チームとしてもひとつレベルアップできるのではないかと思いますし、非常に良いゲームだったと思います。
ボールを奪う貪欲さやシュートへの貪欲さについて
奪ったボールをシンプルにゴールに直結するところにつなぐことと、相手の真ん中が少し空いていたので、できるだけゴールに近い選手を使うこと、逆に相手が中央に絞ったらサイドを使う狙いはありましたが、選手たちが意識的にやってくれました。
良い攻撃には良い守備があります。
そのイメージを持たせていましたが、それがつながり、体現できたことはまた一歩上がっていく上で大きかったです。
意識と集中力と我慢強くやり続けたことが結果になりました
前節の反省を活かした点
鹿児島は研究されていて、対策として引いてくるチームが多いだろうし、逆に自分たちはアグレッシブにフィニッシュ(シュート)で終われる形を取りたいと思っていました。
その準備はできていましたが、最後のエリアに入るところの質などはもう少し上げなければいけません。
シュートもそこでチャンスがあれば打っていく泥臭さがないとこじ開けられないでしょう。
ただそれなりにゲームをコントロールし、サイドを使うところやバイタルエリアに入るところはある程度の共通理解を持ってやれましたので、そこをより質を上げていきたいです。
鹿児島での初勝利について
もちろんうれしいです。
私でなくスタッフ、選手のみんながいい準備をしてくれて、いい結果を出してくれましたので感謝しています。
次のアウェイ松本山雅FC戦に向けて
まずはしっかりと心と身体をケアして、オフ明けから準備していきます。
自分たちのチームのパフォーマンスを出せるように、もう一回きちんと引き締めていきたいです。