大嶽直人 監督コメント

非常に難しいピッチの中で選手たちが集中力を持って対応をきっちりと準備できたことが大きいですし、ゼロで抑えたことはチームの力です。
攻撃でも仕留めるチャンスはありましたが、そこをもうちょっと決めきれないと苦しい展開になります。
それでもこういう状況の中でも選手たちが全員で、最後まで諦めずタフに戦ったことが大きいと思いますし、次につながっていくゲームだと思いますので、次に活かしていきたいです。

ホームで負けていないことについて

選手たちが日々の練習から100%出してくれている結果ですし、サポーターがしっかりとサポートして応援くれていることが大きいです。
その期待に対して応えようとした非常にいいゲームでした。
受け身になっている状況でも常にゴールを狙う意識はありましたので、それがひとつのポイントでした。

沼津に対しての選手の対応について

ちょっと引いてブロックを作ってきたので、その間合いにペースがハマらないようにアクションをかけなければならないように危険なエリアに侵入して、相手の守備を引き出さなければならなりませんでした。
そこでショートパスも使った展開を入れるように伝えました。
選手たちは入りがしっかり見ながら、相手というより間合いや空気感を見ながら、ゴールへ進んでいく感じはありました。

ハーフタイムまでの交代と後半交代がなかったことについて

次の試合も続くので、できるだけ選手が100%を出せるようにと、判断を早くしなければなりませんし、その後も怪我をさせてもいけません。
我々には次の戦いの準備もあります。
今週は連戦でしたので、できるだけ長い時間プレーさせたかったです。
ただ守備の時間が長かったので、集中力を保てていること、そこの耐えていること、リズムが良かったです。
また1-0という状況のなかで、守備において選手たちはそこをしっかりやる準備をしていることが見えたので、替えるタイミングがありませんでした。

無失点について

守備陣だけでなく、前から規制したり限定してプレスかけているので、全体がコンパクトにできています。
最後のロングボールやクロスに対してもポジショニングや、わずかな隙間を全員で埋めていることが結果につながっています。
素晴らしい選手たちですし、続けていって欲しいです。

次の試合に向けて

メンタルのタフさを身につけて、我々にとってひと段階上に行く準備だと思います、
そのためにも次のゲームで結果を出していきたいです。

広瀬健太 選手コメント

今日は雨の中でも2000人を超えるサポーターが来てくれて、勝利を届けられて良かったです。
雨予報で大雨になるというのは試合前から分かっていて、固い試合になるかなという感じでしたが、前半いい形で有田選手が点を取ってくれました。
守る時間は多かったのですが、守ってカウンターを狙うことは中で話していたので、後半何本かあったなかで決められなかったのは力不足だと思います。

ピッチコンディションについて

自分たちの左サイド側でボールが止まることは認識していたので、できるだけそっちに行くのではなく右側から攻めようと話をしていたので、最後失点0で終われたことは収穫です。

無失点について

失点0というところで、僕たち守備陣だけでなく前の選手の守備があってこそ、全員の守備があってこその失点ゼロです。
これを継続していくことと、まだまだ危ないシーンも作られますし、僕たちはまだまだやれると思うので、改善していきたいです。

後半交代がないなか無失点に抑えられたことについて

うちは誰が出ても戦力が落とさずにできる自信があります。
そこで選ぶのは監督ですし、そこに不満は誰もありません。
しっかり失点0で抑えられたことは、自分たちの自信にもなるので良かったと思います。

クロス対応について

ディフェンスとして絶対に点を取られたくない気持ちはすごくあります。
試合の中で失点0に押さえれば負けることはないので、普段からそういう気持ちでやっています。
そういう守備は練習でできないと試合でできないし、それが練習でできているから試合でできるのだと思います。

キャプテンとして感じるチームの状態

練習から雰囲気良くやれていますし、試合に勝っているので雰囲気は良いです。
しかし崩れた時にどう対応していくかは昇格へのポイントなので、普段の練習から雰囲気良くやっていきたいです。

アウェイ戦に向けて

来週アウェイで岐阜さんと対戦しますが、多くのサポーターが駆けつけてくれると思いますので、勝点3を持って鹿児島に帰れるようにしたいです。

五領淳樹 選手コメント

率直に結構タフな試合だったので、勝ちきれたことが良かったです。
前半は(有田)光希の1点があってすごく自分たちの気持ちが楽になりました。
その1点があったからこそ、最後まで声を切らさずに集中して、無失点に抑えれば勝つことは決まっていたので、お互いに声をかけながら集中して戦えた試合だと思います。

ピッチコンディションについて

ここのピッチはそんなに水たまりができるわけでなく、自分たちにとってはパススピードが落ちないというプラスな気持ちでプレーしていましたし、ネガティブにはなりませんでした。

追加点を取るために必要なこと

攻撃の形としてはある程度サイドからだったり、中央からだったり、色々な形が出せている中で最後の精度だけだと思います。
そこは攻撃陣が突き詰めるしかありませんし、反省点です。

前の選手としての守備について

守備陣攻撃陣と分かれているわけではなく、チーム全体で攻撃をするし守備をします。
そこの意識が統一できているので、守備陣に任せるのではなく、攻撃陣が守備のスイッチを入れていくのが前の選手もしっかりする。
これを練習でもやっているので、試合で表現できていると思います。

攻撃の形と選手の個性について

(ロメロ)フランクならこういう特徴、圓道将良ならこういう特徴と理解しています。
選手によってやり方が少し変わるところはありますが、特徴はみんなつかんでいるので、特徴に合った攻め方ができていると思います。
これを続けて、プラスさらに厚みを出していければと思います。

チームの雰囲気について

勝った後のスタジアムの雰囲気は最高です。
それをみんな求めていると思うので、それを1試合1試合感じられるように、首位の座を奪われることなく行ければと思います。

サポーターの存在について感じること

本当に鹿児島のサポーターは熱いですし、どんな状況でも手拍子で後押ししてくれています。
それは雨だろうがなんだろうが耳にしっかり届いていますし、それが力になってゼロに抑えられていますし、勝ちきれています。
そのお返しとしてしっかり勝って、笑顔で帰ってもらえていることが自分たちにもプラスなことなので、何回も何回もやっていきたいです。

好調の理由について

僕が個人として思うのは(広瀬)健太の存在が大きいと思います。
試合中ずっと声を出していますし、試合中率先して身体を張って最後のところを防ぐというところを表現してくれているので、チーム全体が引っ張られて、相手にやらせない守備ができていると思います。
そういう意味で、健太の存在が大きいと思います。

次の試合に向けて

本当に1試合1試合、全員が練習からまずはスタメン争いをしっかりしています。
誰が出ても変わらず勝ちに向かうスタイルが出せているので、また1週間しっかり切磋琢磨して、週末の試合に向けてがんばっていければと思います。