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2022明治安田生命J3リーグ第16節監督・選手コメント

大嶽直人 監督コメント

まずこの暑い中サポーターの方に多く集まっていただき、その応援が勝利に導いたこと、本当にありがとうございます。
本当にその応援がチームを引き立たせて、勢いと勝利をつかむことができたことが幸せです。
立ち上がりしっかり自分たちで圧力をかけて攻撃から入って良い前半を終えましたが、ちょっとしたところで相手の時間でリズムが悪い時にやられました。
そこは修正できて後半に入ったと思いますし、そこに対して選手たちが少し目つきを変えて、自分たちのホームで勝つことへの強い意識がありました。
相手どうこうではなく、自分たちの戦いの中でのメンタリティも良かったです。
攻撃のところではサイドから優位性を作ってポケットに入ることも意識していましたし、それができた分だけ、押し込んだ中で守備も早く切り替えができたことが大きかったと思います。
最後1人減った中でも、選手1人1人の責任感と集中力は素晴らしいものがありましたし、そこに対してプレーする選手たちが1人少ないのを感じさせないくらい気迫あるプレーでしのぎきりました。
選手たちに感謝しています。

同点で終えた前半からの修正点

ちょっとした空気感で相手の間に流されないようにと、自分の中で前半思いました。
同点に追いつかれたけれど失点1で終えたこと、相手の流れに持っていかれないように自分たちの空気、間合いを持っていくことが大事です。
そこに対してもう一度目を覚まして、自分たちがゲームを支配して主導権を握ろうと入りました。
交代選手も勢いをつけたことでPKを取れたので非常に良かったと思います。

結果を出せた理由

ゲームに対して90分間、最後まで集中してできていると思いますし、後半になって60分過ぎできつい中でも選手たちの意識を高く、集中力と戦う姿勢という一番のベースの部分を持ってくれたことが大きかったと思います。

ホームの雰囲気

もう最高です。
本当に感謝します。

サイドバックの攻撃について

やっぱりうちのキーとなるのはサイドバックで、彼らのスピードある押し上げと攻撃の参加は相手の脅威になるので、いいパフォーマンスを出してくれました。
相手に対して起点となって出してくれたのが、サイドからの攻撃と優位性と、さらにアタッカーの前に入っていくことができて効果的でした。

苦しいなかでの勝ち方について

色々な勝ち方があります。
ただ1点はどんな形でも1点です。
選手たちの日々のトレーニングの成果だと思います。
引いた相手に対しても果敢にゴールに向かっていく、リスクを犯してでも行くこと、今日もその泥臭さが出たことがこの結果につながったのだと思います。
チームとしても成長と自信がひとつ増えました。
こういう勝ち方もできることで相手にとって脅威になりますし、色々な試合で同じことにはできないなかで、そういう違ったゲームを勝ちきれていけることは鹿児島の強みです。
またホームに対して皆さんの熱いエネルギーが一体となって入ることを感じ取っています。

次の試合に向けて

またしっかりといいチームのパフォーマンスを出せるように良い準備をします。
次の戦いのために休養と、次またチーム一丸となってがんばっていきたいです。

五領淳樹 選手コメント

前半自分たちの時間を多く作れて、セットプレーではショートコーナーを何回か蹴る中であまり相手が来なかったので、自分自身もゴールを狙った結果、先制できました。
相手に追いつかれて難しい展開にはなりましたが、PKをもらえて、10人になった状態でも粘り強く戦えたので、チームとしてもひとつレベルアップしたと思います。

得点の場面を振り返って

1本目2本目は中の選手に合わせるイメージでした。
ただ監督に思い切ってシュート打ってみろと言われて、ファーサイドを狙ったのですが、相手に当たって軌道がニアサイドに変わってラッキーでした。

前線からの守備

夜とはいえ暑い部分があるので、前の選手がそこで守備のスイッチを入れることでゲーム全体が締まるというイメージがありました。
(有田)光希と(米澤)令衣と自分がそのスイッチを入れようと走って、それがうまく出せたと思います。

泥臭いプレーをすること

今日だけに限らず、毎試合毎試合かっこいい勝ち方というより泥臭くてもいいから勝ち点3を掴み取ろうという雰囲気があります。
この前半戦の終盤になっても切らさずにできていることは大きいと思います。

ホームでの連勝とサポーターの応援

今日は5,000人を超える方が来てくださって、声は出せませんが、手拍子だけでもすごく後押しになっています。
ホームでやる試合は心強くて、笑顔で帰ってもらいたいという気持ちにもっとなりますので、今日は勝てて良かったです。
次もホームですが、笑顔で帰ってもらえることが僕らにとってもうれしいことなので、次も勝った、みんながスタジアムをあとにできるように練習からがんばっていきたいです。

昨年よりもホームで勝てていること

昨年を知っている選手が半分くらいですが、新しく入ってきた選手たちも鹿児島のホームの雰囲気に驚いています。
やっぱりホームのサポーターの雰囲気は僕らに力をくれていると毎回思います。
だからこそ、勝って笑顔で帰ってもらいたいと思っています。

白坂楓馬 選手コメント

久しぶりのホームだったので、まずは絶対に勝ちたい気持ちが個人としてもチームとしても強く持ってゲームに入りました。
その中で自分の不用意なミスで失点をしてしまったので、そこはホームでクリーンシートで喜びたかったですし、あのような失点で負けることもあるので、個人としてこのゲームは反省しなければなりません。
チームメイトが2点を取って勝てたのでチームメイトに感謝したいです。

終盤耐えきれたことについて

福島さんが攻め込んできていたので、守備の時間が長くなりましたし、最後1人少なくなって10人で戦うことになりました。
それでも自分も後ろから危ないところのコーチングをしましたし、なかでも木村選手や米澤選手がピッチ内で「ここ集中だぞ」という声を出し、隣同士でも助け合う声が出ていました。
最後1人少ない中でも勝てたことはとても大きな1試合になったと思います。

選手同士の声かけについて

普段も中でも中心となって話してくれる木村選手と米澤選手ですが、1人少ない中で、1人1人がやらなきゃいけないという思いがすごく強かったです。
年齢もポジションも関係なく1人1人が声をかけ合っていました。
代表で2人の名前を挙げましたが、全員にやらなきゃいけないという思いがあり、全員から声が出ていました。

サポーターの応援について

本当に自分はJ3のなかで一番のサポーターだと思っていますし、ホームで5,000人以上の方が来てくださっているので、本当に愛されていると感じます。
これだけの方が来てくださっているので、自分たちは勝利をもって恩返しとしたいと思っています。
今日もこれだけのサポーターの前で勝てたことは、選手として嬉しく思います。

次のホーム戦に向けて

前期折り返しとなる大事な一戦ですし、またホームです。
今日のように多くのサポーターが入ってくださると思いますので、次はクリーンシートで皆さんと勝利を分かち合えるように一週間良い準備をして臨みたいと思います。
後半へつなげる準備でもありますが、まずは1試合1試合、全力で全身全霊で臨むことがうちのスタイルなので、次の相模原戦へ向けてしっかりと向き合っていきたいと思います。

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