大嶽直人 監督コメント

まずこの夏休み最後に多くのファンサポーターが駆けつけてくれた中で、結果を出せずに申し訳なく思います。
自分の力も運も最後までなかったと思います。
チームのためにも(衛藤)幹弥のためにもなんとかという思いでやりましたが、そこに力がなかった自分に申し訳なく思います。
ただ選手たちは最後まで諦めず同点に追いつこう、逆転しようというパワーを出してくれました。
本当に次につながっていくゲームでもありますし、自分たちの弱さをさらけ出したという意味では逆に良かったと思います。
これに対して自分たちがもう一回改めて、立ち位置とやるべきことを分かったので、これから切り替えてできる部分も大きかったと思います。
色々な状況の中で対応能力や空気感、間合い、そういうところで受け身になってしまったのかなと感じます。
それも自分が切り替えるとかできなかったのは申し訳なかったです。
そのなかでも追いつこうという気持ちはありましたし、そのパワーは選手たちにすごくありました。
もう少し深く行ってほしかった部分と、最後の精度の部分はもっとやらなければならないと思います。
そして我々はチャレンジャーであり、失うものはありませんから、もう一回泥臭くもう1回必死になって皆さんの前でいいプレーをしたいと思います。

今シーズン最多4失点について

我々は攻撃的なサッカーをするので、カウンターを受けるところはありますけど、しっかりと準備はしていたけれど、向こうのほうが意識の高さがありましたし、ちょっとしたスキとか集中力の差だと思います。
我々にとっても次に向かっていくためにはすごくいい勉強になりました。

山口卓己選手について

そこは自分のチャレンジだと思って使いましたし、彼に限らず選手たちを信じて送り出しています。
本当に良かったと思いますが、ただこれから我々も経験を積まなければなりませんし、勝つために、負けないサッカーをするにはもうひと段階、山口選手が悪いとかではなく、もう少し強いものを全員で持たなければ戦えないと思います。
先発でよくやってくれたと思いますし、要所要所ではチャンスとトランジッションのところでは守備も入っていました。
ただ我々がもっと上を目指すのであれば、よりもっと強く早くやらなければならないところです。

セカンドボールの競り合いについて

セカンドボールの支配は相手に一歩先に取られて、逆に自分たちが奪ったボールを下げてしまったことが、相手にプレスを受けることになりました。
自分たちも奪ったボールに対して、相手のサイドバックも高い位置を取るので、そこの脇とセンターバックの脇を使う、そこのアクションがなかったので、その一歩が相手と違ったところです。

鹿児島の弱みと改善点について

攻めているときの守備のリスク管理のところで、いいポジショニングを取らなければならないところと、その前で失い方に気をつけることと、最後はやり切らなければなりません。
もう少し相手陣内に押し込まないといけないところで丁寧すぎる部分がありました。
背後を取る、スペースに走る、そういう動きが必要です。
そこに対する最初のアクションが、我々のほうが遅かったことでこの結果になりました。
サッカーなので4点入ろうと5点入ろうが、それを取り返すくらいのサッカーをできれば皆さまもまたお楽しみいただけると思いますし、こういうゲームもあって当たり前です。
ただそこで自分たちの弱さと、次に向かう何かを、自分たちに求めなければならないことが出ました。

木村祐志 選手コメント

やることをやっていないので負けたという感じです。
いつも通り3点を取れていますが、4点取られたら試合には勝てません。
失点の部分はディフェンス陣とか言われますが、前線からの守備ができていないし、走れていませんでした。
そこを改めないとまた同じ結果になるので、チームとしてやり直さなければなりません。

試合の入りについて

相手もコロナで人数がそろわない試合でしたし、全体的にゆるい雰囲気は感じました。
そこをもう少ししっかりと厳しく行けば変わったかもしれませんが、結果論なので、そこは一人一人が自覚を持って、こういう試合をしないように切り替えていきたいです。

改善しなければらない点

あと12試合、どの試合、どの相手も負けられない戦いですし、上位は混戦状態なので勝ち点1ではダメで、しっかりと勝ち切ることが必要です。
次節、自分は出れず総力戦になると思いますが、次も勝てるように良い準備をして、チームのために自分ができることをやっていきます。

米澤令衣 選手コメント

負けている状況だったのでとにかく点を取りに行くことを意識して入りました。
前半は自分たちのミスからボールを奪われてそのまま失点をして、良くない入り方でしたが、なんとか1点差まで追い上げて後半に入りました。
後半しっかり入りたかったのですが、またカウンターから失点したので、自分たちで難しい試合にしたと思います。
そのなかでも全員が90分間しっかり戦って、最悪同点まで追いつきたかったですが、3点は取りました。
ここから連敗をしてはいけないので、また次に向けて準備をしていきたいです。

ゴールを振り返って

鹿児島に来てから二桁ゴールを取れていなかったので、それは自信にしたいです。
ただチームが目標を達成しているわけではないですし、目標はJ3優勝J2昇格なのでそこに向けてしっかり残りの試合も取り組んでいきたいです。

夏休み最後のホームゲームでの盛り上がりについて

そういうところは後押しになりましたし、パワーになりましたが、勝ち切りたかったですし、今日もたくさん来ていただいたので申し訳ない限りです。