大嶽直人 監督コメント

まずこの雨の中遠くまで応援に駆けつけてくださったファンサポーターの方々、ありがとうございます。
そういう声援のおかげで選手たちも最後まで諦めず集中して、勝って帰るという気持ちが出ていました。
内容としても自分たちからアグレッシブにやることと、集中して入ることと、ピッチ状況がスリッピーな中でも自分たちが前向きにしっかりと良い守備から入って良い攻撃に入るトランジッションができました。
さらにコンパクトさとスピードアップもできていました。
クリーンシートで終わると同時に勝ち点3を取って行く選手の意識がすばらしく、我々の次のチャレンジに向けて良い準備ができました。

前節から修正したところ

まずチームとしても別にそんなに悪いわけでなく、最後の質のところがありませんでした。
今日も相手が我々に対して気持ちがあり、ウィークを消す守備をするので、そこをどうしていくかがあります。
今日はしっかりとサイドを使いながら、起点にして、ボールを中に入れていくことを意識しました。
逆に相手もサイドバックが高いので、その裏を狙って奪ったボールをできるだけ速く縦に入れて、そこからの推進力で我々のほうがありました。
また中央の守備と、ボールサイドの守備を集中してくれたことでこの結果になりました。

前半から後半にかけての修正

まずこれだけ攻撃で相手陣内に攻め込みながらやっていたので、もちろんカウンターを喰らいますし、セットプレーのピンチもあります。
そこはセンターバックとボランチ、そしてサイドバックがしっかりそのリスク管理と、相手の枚数によっては3人で守る、4人で守るリレーもできました。
そしてセカンドボールのところの予測ができたのも大きいですし、前の選手のプレスバックの意識も高かったです。
後半は途中で相手が1人少なくなりましたが、しっかりやるべきことを続けたことが2点目につながりました
最後まで意識していたことが得点にもつながったと思います。

先発したロメロ フランク選手について

彼のフィジカルを活かしたというよりはポケット、サイドバックとセンターバックの裏にどれだけ侵入できるかが大事なところでした。
そこでボールを前進することを意識していたので、ボールが前に入った時に(ロメロ)フランク自身もそこに走っていけたことが優位に進めた要因です。
その意欲と、全員が意識して良いところに入って行ってくれたことで、こういう結果になったと思います。

2点目について

今日は奪ってから前向きにスピードアップして、そのままのスピードでクロスを上げて入っていけたことが大きいです。
これを自信にしたいですし、ストロングにして、次もそこを破っていけるようにしたいです。

今日の試合全体を評価して

まだ38試合のうちの16試合ですので、これをずっと維持することが大事ですし、集中力とパフォーマンスを続けていけるかが大事です。
良い準備をして次に向かえるように、反省するところはして、次戦えるようにしたいです。

今日の勝ち点3の意義

ホームでなかなか得点できず勝てない中で、今日は得点と勝ち点を取って次またホームへ向かいます。
次の試合に対して、選手たちも自信になったと思います。
今日のようなゲームができるようにしたいです。

渡邉英祐 選手コメント

(初ゴールは)気持ちいいです。
そして無失点で終われたのも気持ちよかったですし、大きいです。

ゴールの場面について

(中原)秀人さんが縦パスをいれて、(ロメロ)フランクさんがフリックして合わせてくれました。
逆のサイドバックはあそこを狙っていたので、ようやくそれが形になりました。
点が取れない時期がありましたが、やり続けていたことで生まれたゴールでした。
今日は自分の価値で示したいと思っていたのですごく良かったです。
首位ということもあり、その相手にどれだけできるかが大事でした。

首位相手に戦いについて

チャレンジャーの気持ちで、首位相手のアウェイで自分たちがやりやすい感じはありました。

4バック相手について

こちらのウィングにボールが出た時にサイドバックがインナーラップすることが前半効いていました。
それがジャブで効いていて、最後ああいう形で、相手を押し込んだ時に前のスペースが空いて、生まれたゴールだとと思います。

福田選手のゴールについて

2点目取ってくれたので安心できましたし、良かったです。

次節の福島戦に向けて

相手が5バックだと思うので、自分たちが成長できたどうかが試される試合になると思うので、絶対に勝ちたいです。
4バック相手に自分たちのサッカーができるようになってきたので、相手が5バックの時にどれだけ相手の脅威になれる攻撃ができるかが大事だと思います。

ロメロ フランク選手コメント

立ち上がりから自分たちがチャンスを作れたので、入りは良かったと思います。
途中で何度かピンチもありましたが、ゼロに抑えたことがすごく良かったです。
もうちょっと前半で点を取れれば良かったと思います。

4バックの対戦について

最近5バックの相手になかなか崩せなかった中で、やりやすさはあると思います。
今日も何本かチャンスを作れていましたし、そこで取り切れないと厳しい試合になるし、前半で先制点を取れればもっと良かったです。

勝ち点5差との首位との対戦について

それもありますし、連敗したくなかったので、そういう気持ちもありました。
本当にいい集中をして、ゼロに抑えて勝ててよかったです。

チャンスメイクについて

スタメンで出て、自分もシュートを狙っていたのですが相手もしっかりと守備をしてきましたが、パスやタメでチームに貢献できたと思います。
1点目の場面でも自分でシュートに行こうと思いましたが、相手もしっかり寄せていましたが、(渡邉)英祐が走り込んでくるのは、パスを受けてターンした時に「ああいるな」と気づいていました。
あのゴールは本当にいいシュートでした。

次のホーム福島戦に向けて

ホームで2試合勝てていません。
次は勝ち点3を取れるようにみんなで準備して、良い試合をして勝てるようにしたいです。