大嶽直人 監督コメント

まず応援に駆けつけてくださったファンサポーターの皆さま、ありがとうございました。
熱い声援で最後まで自分たちを盛り上げて、集中を高めてくださったことに感謝しています。
ただ自分の力が足りず、最後まで信じる力で戦いましたが、相手のペースで、自分たちがリズムを崩した瞬間にやられたところがありました。もう一度、そこは隙のないチームを作っていきたいです。選手たちは相手に対しても背を向けず闘いました。ゴールを目指していく姿勢は強かったのですが、そこで入らなかったことに対しては、自分の力が足りなかったと思います。
ただ試合は続くので、次のホームで必ずこの悔しさを倍にして返して、鹿児島のサッカーをできるようにしたいです。

劣勢になった要因について

入りで相手に合わせてしまった分リズムが取られたことと、セカンドボールを拾えなかったところで相手にボールを支配されるようになりました。後半はセカンドボールを取ったり、できた部分があったので、それをやり続けるしかありません。あとはゴール前に入っていくところで、もうひとつスイッチが入らなかったのが大きな原因です。

攻撃の形ができなかった理由

ボックスやポケットにランニングする、そこにボールを入れていく、人とボールが同時に走っていくところが少なかったことが、なかなかシュートまでいけなかった要因です。
ボールを下げることが多すぎたことで、どうしても相手にプレッシャーをかけられながらのゲームになったところが差になりました。差し込んでいくボールやランニングがないと、相手陣内に入っていけないので、そこの質と精度を上げなければなりません。

2失点した守備について

笛が鳴るまでプレーし続けなければなりませんし、まだまだ自分たちの未熟さ、足りないところがありました。これも良い反省として、自分たちがしっかりと受け止めて、次に返せるように努力していきたいです。

リーグ前半で5敗していることについて

今シーズンは接戦のゲームが多くて、他のチームとも勝ち点差が広がっていません。そのことを考えるよりも、まだシーズン半分なので、一戦一戦どう闘っていくか、どう切り替えて勝利に向かっていくかが問われる1週間です。次の試合にどういうパフォーマンスを披露できるかが大事なことです。次の試合を大事に、ホームで勝つことが使命です。
そこに向けて全員でがんばっていきたいと思います。

広瀬健太 選手コメント

素直に力負けしたという試合です。
球際、切り替え、すべて相手に上回られた結果、0-2という結果になりました。

劣勢になった要因について

相手をリスペクトしすぎたと思います。
練習の時から相手にボールを持たれることも想定していましたが、いくところもっと深くいかないといけません。その点で相手の後手を踏んだのが前半でした。結果論ですが、後半は前から行くようになってボールを取れていましたし、もっと前半から前からチャレンジするべきでした。
後半は負けているのもありましたし、点を取るために前から行くのは当然です。
そこで2失点目しましたが、そのリスク管理も反省しなければなりません。

守備において反省するべき点

最近複数失点なかったところで複数失点をして素直に悔しいですし、ディフェンス陣ももうちょっとしっかりしないといけません。ゴール前で身体を張ることで、崩されていても最後のところをやらせないことを、全員でやらなければなりません。
この2失点を次につなげなければなりませんし、上位との試合が続きますが、連敗は絶対にしないように切り替えなければなりません。次は勝ち点で近い相手なので、しっかりホームで勝ちたいです。

木村祐志 選手コメント

結果0-2で負けたので、良くはありませんでした。
失点するまでは相手が回すチームだということはわかっていましたし、そこをしっかり我慢してやれていました。真ん中を使われたり、完全に崩されてという場面はなかったのでネガティブではありませんが、失点したのでそこが一番大きなところです。こういう相手もいるのでしっかりと修正するところを修正して、次につなげていきたいです。

同じタイプの相手に劣勢に立った理由

プレーしてきた中で、自分たちの良さも前からのプレスにあるのですが、今日はこういう闘いになりました。もう少し自分たちの良さ、前からいくところはしっかりいって、もっとゲームを作ることをチームとして合わせなければなりません。

前後半で変えたこと

相手のボール回しに対しても、後ろで回すことに怖さはなかったので、やらせていいところとやらせてはいけないところはしっかりと明確にできていました。
攻撃で相手の裏を取るところが前半あまりなかったので、後半はどんどん出して、後半から出た選手も含めて、そこで1点取れればというところが狙いでした。それでも点を取れなかったので、また修正していきたいです。

攻撃の形を作れなかった理由

やっている感じでは外で回しているだけだったので、もう少し中にボールを入れたり、裏に抜けることで流動性を出さないと自分たちの良さは出てきません。2失点目のところは相手陣内でのミスで失点しましたが、そこが通っていたら点が入ったかもしれませんし、最後のところの精度をもっと練習から高めなければなりません。

ホーム2連戦に向けて

J3上位対決で注目されると思いますし、ここで2つ勝てば上にいけるので、しっかりホームでの利を活かして闘いたいです。