2023明治安田生命J3リーグ第21節監督・選手コメント
大嶽直人 監督コメント
まずアウェイにも関わらずたくさんのサポーターが駆けつけてくれて、熱い声援を送ってくださった中で勝つことができず申し訳なく思っています。
最後まで力がなかった私の責任であり、勝利に持っていけなかったことが、サポーターに申し訳ないです。
ただ選手たちは最後まで諦めず闘った姿勢は出ましたが、最初から闘っていかなければなりませんし、そこはもう一回やるべき一番の姿だと感じています。
そのなかでも追いつこうとする選手たちの努力はありましたし、サポーターと戦えたことは光栄です。
ただそのちょっとしたところの甘さです。
まだまだ上に行くには局面の部分、球際のところで足りないところを真摯に受け止めて、自分たちにもう一度チャンスがあると信じて、トレーニングから取り組んで、次のホームではその姿勢を示せるようにしたいです。
甘さについて
崩されているとか正面から崩されているのではなく、ほんの数メートルの差でミドルシュートが入ったり、クロスのこぼれ球から入ったりする。
そういうところです。
警戒はしていましたし、セカンドボールを拾ってシュートブロックをして打たせないことはしていましたが、まだ足りませんでした。
攻撃でも縦パスが入らず横パスをすることで、相手にリズムが生まれたりしたので、そこを変えていく必要があります。
選手たちはチャレンジしていましたが、もっともっとやり続けなければなりません。
後ろからのビルドアップについて
数的優位を作って、そこから早く侵入していくことをやらなければなりません。
相手の前でプレーしていても点は入りません。
そこを狙うことはやっていましたが、最後のフィニッシュまでの動きが重かったです。
米澤令衣選手の復帰について
ようやくここでピッチに立てたことはうれしいです。
これからはまた彼の準備だと思うので、そこを応援して後押ししていきたいです。
2得点した上での敗戦について
狙い通りやっていましたし、自分たちのミスだけでした。
そこは真摯に受け止めて、そこをなくさないと勝ち点は獲れません。
負けないゲームをすることが大事です
せっかく追いついて自分たちのペースに持っていくところで、弱さが出てはいけません。
もう1回次のホーム戦に向けて、いいパフォーマンスができるように選手たちを盛り上げていきたいです。
広瀬健太 選手コメント
失点する時間帯と前半の出来は、個人としても全体としてもあまり良くなかったです。
相手も研究してくることですし、それにまんまとハマりました。
プレスでも一人一人ががんばるのではなく、チームとしてまとまらないと、ばらばらでいってもボールは奪えません。
そこは前半やられたところです。
研究されていると感じるところ
前からプレスをかけても剥がされたところです。
また押し込んだ後のリスク管理のところでもう少し後ろの選手が危機感を持ってやらないと、守れないと思います。
3失点したらそれは勝てないという話です。
自分の最後のミスで、チームを勝たせられなかったところで、申し訳ない気持ちです。
具体的に守備で改善するところ
入りのところの集中、個人のところで負けない球際やゴール前で身体を張るところ、一人一人が責任感を持つことが大事です。
自分自身を含めてもう一回、自分を見つめ直して次に向かわないといけません。
米澤令衣 選手コメント
まずこのピッチに立つまで色々な方がサポートしてくれて、ピッチに戻ってこれたのでその方々に感謝したいです。
本当にすごくたくさんのサポーターが来てくれましたし、アップの時から自分のチャントを歌ってくれて、待ってくれていたんだなと思いました。
それを結果で恩返ししたかったですが、結果が出ず申し訳ないです
監督から指示されたこと
送り出された時は0−1だったので、焦らずにいこうと感じでした。
ピッチ脇に立って(五領淳樹選手のゴールで)同点になり、時間もありました。
まだ焦る時間でもなかったので、しっかり焦れずに逆転しようと思っていたのですが、ああいう形で失点して、本当にもったいない試合をしました。
自身がシュートを打った場面について
チャンスがあれば打とうと思っていましたが、ちょっと力が入りすぎてうまいこといかなかったので、そこは次に向けてしっかり修正したいです。
試合全体として
前半の入りで失点してしまったり、飲水の後のワンプレーで失点したので、本当になくさないといけないし、逆に取らないといけないところです。
プレーが切れた後の入り、試合の入りをチーム全体が意識して入らないといけないです。
最初はスタジアムの雰囲気もですし、声も届かないなかでふわっとしたのか、コミュニケーショが取れなかったのか、もっと一人一人が高い意識を持たなければなりません。
これからに向けて
まだシーズン後半はじまったばかりで自分もちょっとの時間でしたが、もっともっとこれからチームに貢献できるようにしたいです。