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2023明治安田生命J3リーグ第24節監督・選手コメント

大島康明 監督コメント

今週クラブとして大きな決断があったなかで、アウェイ北九州の地で我々は勝ち点3を目指しましたが、勝ち点1を取ることになりました。
ただ選手たちにはロッカールームで話しましたが、非常にハードワークしてくれたので、あとの勝ち点2というところは自分の力の足りなさだったのかなと感じています。

試合後のピッチ上で選手と話をしたこと

非常にハードワークしてくれたことに加えて、率直に言うと世の中の人はきっと10人になった北九州に勝って当たり前と言うだろうけど、サッカーはそんなに簡単なものではありません。
それでも先に失点をして追いついた君たち選手はすばらしい。
3連敗した後の停まった車を動かす作業を、今週選手とスタッフが本気でハードワークしてきました。
この勝ち点1が後退なのか前進なのかといえば、前進であると伝えました。
ただもっとパワーが要るということはロッカールームで伝えたところです。

必要なパワーに込められた意図について

もちろん日々のトレーニングの緊張感だったり、自分たちがこだわる質だったり最後のゲームを決める勇気やアラート感でもあります。
ひと言で表すのは、非常にサッカーは難しいです。
スタッフと選手とクラブが同時に力を発揮してはじめて、そういうパワーができるようになっていくのではないかと思っています。

短期間の準備で込めた自身のエッセンス

1週間で100%見せることができれば難しい仕事ではありません。
ただ非常に難しいのがサッカーですので、スタッフ含めて冷静に振り返って次の課題に取り組んでいければと思っています。

攻撃の場面について

相手コートへ押し込んだ状態でいかに自分たちがゲームを進めるか、自分たちがボックスへのパスを供給してそこでアクションをできるか。
いくつかのボックスの種類の侵入の仕方において、分母の部分をいかに増やすかは今週取り組んだエッセンスであるとは思っています。
ただまだフィニッシュまでという課題があり、今の時点で言えるのは、もっとフィニッシュの数を増やせるということです。

左サイドバックで出場した野嶽寛也選手について

今日の戦術的な狙いとしては北九州さんのシャドウ、5-4-1のブロックでたとえると、両サイドになる選手たちを引き出すことをターゲットにしていました。
少し自分たちがいつもより下がった位置でビルドアップをして、そこにサイドバックが参加するという狙いがあり、野嶽であればそこでボランチの役割ができるというものを考えて彼を起用しました。

かつてプレーした北九州について

それを昨日知人に言われて、初めてはっと気づきました。
現役生活のプロのキャリアを終わったのがこのクラブ、プロの監督として正式にキャリアをスタートしたのもこのクラブが対戦相手と言われた時に、非常に縁のある土地なのだと思いました。

次節に向けて必要なこと

勝ち点3を取るために必要なものを今週同様に全員がひとつずつ、ピッチの中でトレーニングをして積み上げていく作業です。
ひとつとは限定できず、曖昧な答えになり申し訳ありませんが、みんなで作っていくものだと思います。

野嶽寛也 選手コメント

最初は先制点を取ろうという話をしていて1点取られて難しい展開になりましたが、早いうちに取り返すことができました。
それは良かったのですが、相手が退場して10人になったなかで、勝ち点3を取ることができなかったのが悔しいです。

相手に退場者が出た展開について

10人になったからと言って、そう簡単に点が取れるスポーツではありません。
その中で僕が1点取れましたが、もう1点取れれば勝ち点3です。
相手も必死にやっている中で、今までであればひょっとしたら負けていたかもしれない中でしたが、あと1点取って勝ち点3を取れるようにまた練習から取り組んでいきたいです。

ゴールの場面について

何本かああいう形があったのですが、ゴール前でトラップしている余裕はないので思い切って振り抜きました。
そうすることで良い形で当たり、良いところに飛んでくれました。
自分も練習はしていますし、ミドルを武器にしたら怖い選手になれるので、それができるとワイドの選手が活きてくるのでそこは意識していたところです。
初ゴールは5年目なので遅い部分はありますが、これから積み上げていければと思います。

左サイドバックとしてのプレーについて

相手の守備が5枚ということで、その脇のところをサイドバックがうまく使えればチャンスが増えるという分析のもとでやっていました。
そこで自分がもっとサイドの選手をうまく使える場面もありました。
また練習から連携を深めていければ、また攻撃に厚みが出てくると思います。

もう1点取るために必要なこと

もう少しボックスへのパスをみんなが思い切って入れていきたいです。
怖がっているわけではないのですが、そこに入れて良いのかなという雰囲気がありました。
それは今までのことではなく、今日の試合で感じたことです。
以前からしたら今日はみんな意識はしていましたが、もっともっと増やせばチャンスも増えてくるはずです。
そこは練習から確かめて良くしていきたいです。

大島監督について

僕自身は大島監督との関係は長いので、ひとつ点という形で恩返しはできたと思いますが、勝利というものを手繰り寄せられる選手になっていきたいです。

次節に向けて

ここからであり、無駄な勝ち点1ではありません。
また来週からがんばっていきたいです。

木村祐志 選手コメント

0-0の時に相手が退場して、後半先制されたので、やりながら嫌な雰囲気はありました。
それでもみんなしっかり気持ちを切り替えて、整えて、集まって話をしてからゴールを返すことはできました。
しっかり勝ちきりたかったのが正直なところですが、サッカーはそんなに簡単ではないのでまた次につながる引き分けにしていきたいです。

失点後に集まって話したこと

メンタル的にちょっと落ち込んだ場面でもありましたが、そこはまだ時間もあるし落ち着いてやっていくために、1回集まろうと呼びかけました。
負けているこの3試合は失点してズルズルなっていると個人的に思っていましたが、そういう流れを断ち切りたかったです。
しかも1人多い中でやっているので、焦らずにやれば大丈夫だと伝えました。
ここから追いついて決めるチャンスもありましたので、そのチャンスを決められるようにまた1週間準備していきたいです。

攻撃を振り返って

相手は5枚でしっかりブロックを敷いて後ろを固めて、失点しないようにということを意識してきました。
そこに対して自分たちのテンポやリズムを変える場面は少なかったです。
今後5枚のチームと対戦することもあるので、修正していけば、もっとチャンスが増えると思います。

ゴールの場面について

やっぱり思い切りの良さは大切なことです。
今日の(野嶽)寛也が思い切って打った場面も、シュートを打たなければ入らないことです。
シュートを打てば何かが起きるというところがあるので、その思い切りの良さは自分が引き出していければと思います。
またシュート練習はしているのでその精度は1人1人詰めていきたいです。

大島監督のもとでの変化について

就任1週間なので、大島さんもそこまでいじれないと思います。
これから徐々に変わっていくところは変わっていくと思います。
監督が変わったということは、みんなにチャンスがありますし、今日もスタメンが変わったりしました。
今週もいいトレーニングができていたので、みんなにチャンスがあります。
そのチャンスを1人1人が活かしていかないといけないので、また1週間準備して次に向かっていきたいです。

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