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2023明治安田生命J3リーグ第29節監督・選手コメント

大島康明 監督コメント

ホームで6,000人近い方が入っていただいて、今回はリミテッドユニフォームであったり、そういった特別なことがあったなかでしっかりクリーンシートで3得点して、サポーターの方々と勝利を祝い、乾杯できたことが非常に良かったと思います。

YS横浜が4バックで来たことについて

そもそもスタートの時点で相手のシステムが違ったので、まず自分たちが相手の狙いを見るところから今回はスタートしました。
ただ幸いというか、相手のプレッシャーのはじまりは自分たちが用意したものと同じで、5バックが4バックになっただけで、前からプレッシングに来る形は変わりませんでした。
それを選手たちが10分以内で把握して、どうすべきかと判断して、鍵になるスペースをよく使ってくれたと思います。
プレッシャーをかけるという部分では、相手は4バックでしたけど、GKが前に出てくる形、前線の部分も、システム上は違いましたが、彼らが狙ったものが自分たちが考えたことにある程度ハマってくれたので、選手たちがしっかりとそれを理解して実行してくれました。

試合中の相手への対応策について

自分が具体的な指示をするものではありませんでした。
しっかり選手たちの頭に入っている今回のYS横浜さんのGKが加わってプラス1で形が変わることに対して、どう対応するかは変わらずやってくれました。
そのほかの部分や、相手の構造が違うところについても自分は指示を出していません。
ただ彼らは戦術のなかでしっかりと判断してくれました。

約2ヶ月ぶりに出場した広瀬健太選手について

クリーンシートで終わったという結果がすべてを物語っていると思います。
彼だけでなく、すべての選手が努力した結果です。
特別1人に対して評価することは、今の段階では少し難しいです。

プレッシングの形について

例えばプレスにいくというと前線の選手を見がちですが、我々は4バックの選手たちがコンパクトにラインを上げてスライドしてくれることが担保されたなかで、前線の選手たちが躊躇なくいけるということがひとつあります。
自陣での守備は、藤本(憲明)や端戸(仁)のポジションの選手たちがどの位置まで帰ってくるのか。
五領(淳樹)や米澤(令衣)はサイドバックの動きを踏まえてどこに帰ってくるのか。
それが担保されたなかで、ディフェンスラインの選手たちは思い切って判断できています。
そうすることで前線の選手たちの守るべきことを、実際に選手たちが表現できるようになることで、ピッチ内での判断がより強く早くなってきていると思います。

3得点はどの程度想定していたのか

想定にはないです。
理想にはありました。
ただ先制点や自分たちが先行することが今日の自分たちにはとても大事なことでした。
YS横浜さんはボールを持つのがすごく上手いチームです。
ただゴールに向かうかと言うと、少し自分たちとは違うスタイルのチームです。
自分たちが先制することで彼らがゴールに向かわざるを得ない状況にすれば、自分たちの守備の網にかけられる確率はより高くなるという意味では、かなり理想的な展開でした。
ただ3得点は想定していなかったです。

後半に向けての指示

特にありません。
中の選手たちで判断すれば良く、プレスをかけるなら全員で、プレスにいかないならゴール方向に誘導して引っかければいいというものです。
自分が要求したのはチーム全体というより、個々にこの45分でいかに成長するかの課題を選手には与えました。
そういった意味でみんな守って終わるのではなく、よりトライしてくれたと思っています。

これから勝っていくために大事なこと

そこは明白で、トレーニングです。
トレーニングがすべてです。
トレーニングをするにあたって、試合よりも強度が高いトレーニングであれば試合は楽になります。
それをより自分たちが戦術を理解したなかで、対峙するレベルが相手よりも、30人の我々選手たち同士のほうが高ければ、当然チームは強くなっていきます。
そういったところを突き詰めていく作業によって、1試合1試合を取っていけるものに変わっていくと考えています。

理想的なサッカーへの到達度について

守備のところは自分たちがどういう相手の形でも変わらない戦術というものがあって、かなりしっかりできていると思います。
当然プレッシングの形は相手に合わせるものですが、そういったものはここも理想のサッカーという段階になってきたというところがあります。
一方で攻撃のところは今週新たに自分たちが覚えるべきスペースや要望を、自分から発信した週でもあります。
そこに対して選手たちがしっかり使ったのではないかと考えています。
ある意味で理想的ですが、もっともっとと思う部分、期待感も出てくると思っています。

試合が終わった瞬間に感じたこと

「中3日でFC大阪戦というものが来るな」という思いです。
勝利するまでは、今日のことを全力でやりましたが、勝利した瞬間は自分はもう次のことを考えなければいけない立場です。
中3日でどう持っていくのかを考えました。

FC大阪戦に向けて

もちろん勝ち点3を最大限目指します
ただこれだけ短い期間での試合になるので、とにかくコンディションを選手たちがどう持ってくるのか、自分たちはどうそれを導いていくのかを注意深くします。
そしてFC大阪さんのことを自分たちも理解したなかで良い準備をして、選手全員でやっていければと思っています。

五領淳樹 選手コメント

前半入りが良く3-0で折り返せましたが、欲を言えば後半さらに追加点を取らなければいけませんでした。
それでも失点ゼロで抑えられたことはプラスだと思います。

自身のプレーについて

自分自身としては入りが良くなかったなかでどこかで結果を残して流れを変えなければと思っていました。
そこで自分のパスに対して(米澤)令衣がしっかり決めてくれて自分のなかでひとつ落ち着けました。
あとはカードをもらったことで自分が次節(累積警告で)出場停止になることは頭にあったので、90分やらなければならないという覚悟は決めました。
そこで最後すこし足がつりかけましたが、最後まで走りきろうという気持ちでやりました。

前線からのプレッシングについて

今日だけに限らずこの1週間相手を対策して準備していて、前の選手たちのプレスのかけ方は1週間通して練習していることです。
それがうまくハマったことで、いいパターンに持ち込めたのではないかと思います。

6,000人近いサポーターについて

今日に限らず本当に毎試合毎試合多くのサポーターに来ていただいて、僕らとしては勝利を届けて笑顔で帰ってもらうことを、毎試合毎試合やることだと思っています。
残り9試合すべて勝つつもりで闘います。
最後に優勝するという目標はまだ消えていませんし、誰ひとりとして諦めていません。
昇格だけでなく、優勝も目指していきたいです。

次節の出場停止について

みんなはすごくきつい日程のなかですが、僕らは誰が出てもやることは変わらないと思っていますし、そのなかで個人個人の良さを出していくスタイルだと思っています。
また今日出たメンバーが必ず次も出るわけではなく、明日からの練習でまたポジション争いがはじまります。
そこに向けて僕自身もしっかりと、次の出場がないからと言って気を抜くわけではなく、次に向けて良い準備をしていきたいです。

首位の愛媛FCが敗戦したことについて

大きく意識はしていませんが、優勝を目指しているなかで、愛媛の結果は僕らにとって僕らにとっては大切なことです。
愛媛が全部勝てば僕たちの優勝はありません。
とはいえ、まだまだ分からないです。
少しずつ6の勝ち点差を詰められればと思います。

藤本選手へのアシストについて

個人的にノリの動き出しに対して、ノリのチャンスを潰していることがあるのは反省として感じています。
常にノリの動きを見ながら、いつでも出せるようにボールを持とうとは思っていて、今日はうまくノリに合わせられました
それはひとつ良かった点です。

試合に出られないメンバーについて

本当に1週間の練習のなかで、悔しいと思います。
紅白戦では相手を想定してやれるのは、この試合のピッチでいきなりやるのではなく、ある程度分かったなかでやれていることは僕たちにとってとても大きいです。
だからメンバーに入った選手だけの勝利ではなく、全員で掴み取っている勝利だと思っているのでこれを継続していきたいです。

米澤令衣 選手コメント

今週1週間準備をしてきたなかで、相手のシステムが準備してきたものとは違ったのですが、中でうまく修正しながら闘いました。
そして前半はしっかり3点を取れたので、それが良かったです。
(五領)淳樹くんがボールを持った時にあのスペースが空いていたので、走れば出てくるかもしれないと思って走って、良いボールが来てうまく押し込められました

PKの場面について

どっちが蹴る?みたいな話をしたときに、ノリくん(藤本憲明選手)が蹴っていいよと言ってくれたので蹴らせてもらいました。
しっかり点も取れましたがまだまだチャンスもありましたし、後半もチャンスはあった中で欲を言えばもう少し点は取れました。
それでも後ろがしっかりゼロで抑えてくれたことは良かったです。

試合の内容について

攻撃の回数も多かったですし、チャンスも数も多かったのでやりたいことはできましたが、もっともっと決められたので、そこは課題として次に向けて修正していきたいです。
ピッチ内でそれぞれがやるべきことは理解しています。
それをピッチ内でうまく実行できているので、これを続けいければこれからも勝っていけると思います。

FC大阪戦に向けて

中3日で短い時間ですが、まずはコンディションをしっかり戻して、勝てるように準備していきたいです。

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