2024明治安田J2リーグ第15節監督・選手コメント
大島康明 監督コメント
スコアで言うと完敗です。
このゲームを迎えるにあたって入りの20分、そして45分を注意深く入ることに気をつけていました。
そのなかでこういった失点がセットプレーも含めて出てしまうところで、まだ突き詰めなければなりません。
今日のセットプレー対策について
セットプレーのところで清水さんは能力が高いことは分かっていました。
それを想定して準備していたところで、それでも上回られました。
シュート本数の少なさについて
もっと良い位置に、入って行かせてもらえませんでした。
ポケットの部分に入る場面を作れませんでしたし、クロスでもなかで合わせるところまで行けず、クリアされる場面が多く出ました。
いつもよりパスが合わなかった要因
ボールの出し手が感じる清水さんの圧力が、外から見ているよりも強かった部分です。
その圧力を我々が、トレーニングから出せるようにしなければなりません。
そこもレベルを上げていって改善していきたいです。
次節以降に向けて
皆さんを笑顔にするのが私たちの仕事です。
サポーターの皆さんにはどんな状況でも応援していただいています。
皆さんを早く笑顔にできるように努力します。
井林章 選手コメント
課題や、これから自分たちが取り組まなければいけないところが出ました。
本当に良くも悪くも、経験として受け止めなければいけない試合になったと思います。
1失点目について
自分たちはそこまで低いゾーンではなく、わりかし高めにラインをとっていたなかで、下がったところをマイナスで合わせられました。
なかなか難しい判断ではありましたが、やりようはあったと思います。
セットプレーから3失点について
そこは個人個人のクオリティにかかっていると思いますし、それぞれの守備範囲が広くなればなるほどゾーンが機能してきます。
清水の守備について
1人1人の守備範囲の広さ、担当するエリアに対するボールへの執着心、相手への圧力に明らかな差があり、相手のゾーンに隙がないと感じました。
これまでいろんなチームとの対戦を経験してきて強いチームは圧力がありますし、自分たちはもっとその雰囲気を出していかないといけない部分だと思います。
古巣と対戦して感じる圧力について
乗せたら飲まれてしまうような雰囲気でした。
何気ないプレーでもそれがビックチャンスにつながるような雰囲気に持って行かれたりするので、このスタジアムはやりにくいなと思います。
それと同時に味方になったときのやりやすさもあります。
J1経験の長いチームと対戦した10年目のクラブとして
これを良い経験だったととらえてしまうと、個人としてもチームとしても成長は止まってしまいます。
1人1人がこのレベルに追いつかないといけません。
だからこそ日本代表や海外に出て行く野望を持っている選手が、エスパルスの1人1人以上に活躍してやるんだ、もっとクオリティの違いを見せるんだという想いを、これからもっと常に毎日意識して取り組んでいく必要があります。
次節に向けて
1週間という限りがある時間のなかで、やるべきことをやるしかありません。
自分たちが悲観することはないし、首位相手でも立ち向かって行こうという姿勢は出しています。
そこはぶらさずに、自分たちのやるべきことをもう一回見直して、最大限の努力をしていきます。
野嶽寛也 選手コメント
試合を終えての想い
悔しさが一番にあります。
前半見ていて感じたこと
チーム全体として入りで失点しないことは共有認識でみんなが強く持っていたなかでセットプレーで失点してしまい、勢いに飲み込まれてしまった部分があると思います。
試合前から感じるスタジアムの雰囲気
少なからず感じていた部分はあると思いますが、僕はこういう雰囲気でプレーすることを夢見て小さい頃からトレーニングしてきました。
こういう舞台でプレーしたいとスタジアムに入って思いました。
後半に向けての指示
やっぱり後ろの何人かが割れるところはあったので、そういうところを突いて、攻撃的に行こうと指示を受けて入りました。
シュート本数が少なかった理由
自信を持ってプレーできていないところが一番の原因です。
僕たちは自分たち主導でボールと人が動くことで良い展開が作れていますが、今日はそういう場面を多く作れませんでした。
相手の守備で感じたこと
1人1人の守れる範囲が広いことはありますが、そこにビビって際どいところに入っていかないと何も起こりません。
僕たちは同じ舞台で闘っているのだし、そこに入ってやっていくことをやっていけばシュートは増えてくるはずですし、点も入ってくるはずです。
やはり自信を持ってプレーすることが必要です。
首位との対戦で感じたこと
もっとやらなければ目指すところには到達できないことを痛感しましたし、課題を振り返ってやっていきたいです。
次節に向けて
僕たちはアウェイでもたくさんの応援がありますし、ホームでもよりたくさんの力強い応援があります。
僕たちは自信を持ってプレーできるはずですし、次も相手は上位ですけど臆することなく、自分たちのサッカーをすれば勝ち点3が見えてくるはずです。
そのために明日からいい準備ができるようにしていきたいです。