2021明治安田生命J3リーグ第30節監督コメント
上野展裕 監督
しっかり入ろうと誓い合って入ったのですが、5分までに失点をしていまいました。
それから選手たちは切り替えて戦術的に動きましたし、チャンスも作りました。その結果、後半の同点弾につながったと思います。
後半、選手たちはよくがんばりましたし、自分たちでやろうとするべきこともやってくれました。
願わくはもう1点とって勝ちたかったのですが、富山さんも強いチームですし、引き分けとなりました。
前半から後半に向けて修正したこと
前半からいいところまで行っていました。
バイタルエリアをとって、そこから先が前半上手くいきませんでした。
後半は意思統一ができて、タイミングも合い、サイドバックがそこを突いたり、ワイドの選手が突いたりして、選手たちは戦術的によくやってくれました。
失点した前半について
2列目からの走り込みに突いていくことができませんでした。そこは練習してきたところだったので、残念でした。
しかし、その後にいいプレーもどんどん出てきましたし、後半はその攻撃が得点につながったと思います。
勝ち越しに足りなかったところ
何度もチャンスを作りましたし、普段ずっと今年練習してきたことが戦術的なこともしっかりできましたし、その結果がたくさんの決定機会を作ったと思います。
最後決めきれなかったことは、これから練習してくれると思います。
退団する選手たちについて
酒本(憲幸選手)は本当によくやってくれました。現役引退するのが残念だと思います。
中村(健人選手)は後半からでしたが、決定機のパスもすばらしかったし、彼もいいプレーをしてくれたと思います。
薗田(卓馬選手)については、ボールを引き出す動き、引っ張り出す動きをよくやってくれました。
鹿児島での最後の試合について
特別というよりもみんなで今日は1年間やってきた最終戦です。
日本だけでなくブラジルだけでなく選手が集まっています。
最後の試合を有終の美として飾れるように勝ちきって終わろうと、ミーティングで話してゲームに入りました
引き分けだったので残念でしたけれど、またみんな、次がんばりましょう。
鹿児島に残せたもの
何かを残す残さないではなく、サポーターは今日もたくさん来てくださいました。
びっくりするくらいの毎回毎回たくさんのサポーターの方が来てくださって、いっしょに戦ってくれています。
同じような熱量で、それを上回る熱量で戦い切るということを選手はサポーターと一緒に戦って戦っていけば、いい結果になっていくのではないかと思います。